2010-11-30

演劇『ボーイング・ボーイング』あらすじ

 大学路には、演劇初心者のための入門的役割を果たしている公演があり、大学路で最も人気のあるロングラン公演となっています。以前は『ライアー(라이어)』(R.クーニー『Run for Your Wife』)がその代表でしたが、最近では『ボインボイン(보잉보잉)』が取って代わりつつあります。

 この『ボインボイン』のあらすじを日本語訳してみたところ、「これは、Boeing Boeingのようですね」「『ボーイング・ボーイング』はトニー・カーティスとジェリー・ルイスのアメリカ映画がありましたね。原作はマルク・カモレッティの舞台劇(フランス)」と、いろいろな方々から教えていただきまして。
 (くろさん、阿青さん、ありがとうございます。m(_ _)m)

 自分でも調べてみたら、マルク・カモレッティの『ボーイング・ボーイング』の韓国版翻案らしいと判明。
 公演情報をよーく確認してみると、小さな文字で「作:マルコ・カブレディ(마르꼬까블레디)」ってクレジットしてありました。

 そんなわけで、この作品、上記リンクで概要が分かりますし、映画で予習することもできますし、上演時間90分、公演回数も多く、気軽に見られる楽しいオススメ公演ってことで、韓国版のあらすじをご紹介したいと思います。

 以下、インターパークの公演情報に載る「シノプシス」の日本語訳です。




 ソンギ(성기)の田園住宅!(主人公の名前からしておかしい、クック)
 ソンギの友人スンソン(순성)が訪ねて来る。自分の婚約者イス(이수)をスンソンに紹介するソンギ。ところが、イスが飛行機の時間に合わせて家を出るや、実は自分には全部で3人の婚約者がいるという事実を話す。
 3人の婚約者はすべて別の航空会社に勤務するスチュワーデスで、彼女たちのフライトスケジュールを確認し、時間表を作成して、絶対婚約者たちが鉢合わせすることのないようにしていると言うのだ。家政婦オッキ(옥희)は、ソンギの時間表に合わせて、2番目の婚約者チス(지수)を迎えるため忙しそうにしている。
 時間表通り、正確な時間に到着したチス。ソンギは別の婚約者たちの電話と手紙のせいでチスの疑いを招き、慌てて昼食をとって、チスを見送りに外出する。
 その間に、予定より早く到着したヘス(혜수)がスンソンをソンギと勘違いしてキスを浴びせる。
 彼女は自分の間違いに腹を立てながら部屋へ入って行き、ソンギは台風でフライトスケジュールが変更になったチスを連れてまた家に戻って来る。当惑するスンソンは、ソンギとチスを外出させようとするが、ソンギは様子を読み取れない。
 スンソンはチスが寝室に行った間に状況を説明し、ソンギは苦しい説得の末、チスを郊外へ連れ出す。
 この時、イスからソウルへ戻って来ると電話がかかって来る!とうとう3人の婚約者が一つの家に集まることになり......。




 この先は蛇足です。

 主人公の名前「성기」を韓国のDaumで検索すると、こんな画面が出てきちゃいます。
 「"성기"は成人キーワードです」

Seongi

 「성기」は「性器」って漢字を当てられるのです。3人の婚約者を持つ女ったらしにふさわしい名前なんですね。 


2010-11-29

本日最終日ですが

 昼から有楽町の「とうがらし」で韓国料理ランチ。キムチチゲ定食です。パンチャンの豆腐とサラダは、チゲが来る前に手をつけちゃってます。

Togarasi

 その後、こんなところに来ました。

本日最終日ですが

 港区立港郷土資料館の特別展「江戸図の世界」
 
 大絵図、切絵図、手書図などなど、様々な江戸図を時代順に並べ、ぞれぞれの特徴が分かりやすく解説されてました。江戸図に焦点を絞って、江戸図ばかり70点ほどを展示したシンプルな構成がとてもよかったです。

 館蔵の「安永手書江戸大絵図」は南北5.55m、東西3.93mと、現存最大級の手書き絵図だそうです。完全に広げてあって地図の上を歩けそうでした。初公開とか。
 展示の様子に関心がある方はこちらの動画でどうぞ。

 残念ながら、本日最終日。もっと早く行ってご紹介できればよかったなぁ。
 絵図2枚付きの図録1,200円、こちらは展示終了後も購入できるようです。ついつい過去の展示の図録まで購入して散財しちゃいました。あぁ、久しぶりの博物館トラップ


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2010-11-28

ソウルの演劇★初日間近

 ソウル(+ファソン)で初日間近な演劇の公演情報です。
 上演中情報から間があいたせいで、すみません、『TRUE WEST』、昨日から始まってます。

 その『TRUE WEST』は、サム・シェパードの作品。兄弟の葛藤を描いた見ごたえのある芝居です。かつて漢陽レパートリーのレパートリーで、ソル・ギョングやクォン・ヘヒョがやってますね。私はその後輩に当たる若手で観てます。日本では、ジャニーズの松岡昌宏・大野智で上演されたことがあるそうです。
 この公演、「舞台が好き」シリーズの第4弾で、カルチャースペースnuのこけら落としです。ホントは『プルーフ』がこけら落としになるはずだったのですが。新劇場の場所は、ミュージカル『スペシャルレター』をやってるSMアートホールの並びです。

 『フィガロの結婚』は劇団・実験劇場の創団50周年記念の一環。『ドン・キホーテ』はイ・スンジェ(이순재)主演。どんな演出になるのか楽しみな2作品です。

 『イギ洞体育館』は、キム・スロ(김수로)、カン・ソンジン(강성진)出演の注目作。カン・ソンジンの舞台は『不器用な人々(서툰사람들)』『タクシードライバー(택시드리벌、タクシートリバル)』で観てます。これも観たいなぁ。




◇TRUE WEST(트루웨스트)
2010.11.26~2011.02.27
平日20時/土・日15時、19時/月休
カルチャースペースnu(컬처스페이스 엔유)
110分

◇フィガロの結婚(휘가로의 결혼)
2010.12.10~2010.12.26
火・木・金20時/水15時、20時/土15時、19時/日15時/月休/12月13日20時/12月24日15時、20時
アルコ芸術劇場・大劇場(아르코예술극장 대극장)
150分

◇イギ洞体育館(이기동 체육관)
2010.12.31~2011.02.26
火・木・金20時/水15時、20時/ド15時、19時/日16時/月休
東国大学校イヘラン芸術劇場(동국대학교 이해랑 예술극장)
100分

◇ドン・キホーテ(돈키호테)
2010.12.10~2011.01.02
月・木・金19時30分/水・土・日15時/火休/12月11・18日19時30分あり/12月13日15時のみ/12月10・17・20日売切
明洞芸術劇場(명동예술극장)
120分

◇キル・ユー?キル・ミー!(킬유? 킬미!)
2010.12.03~2011.01.16
平日20時/土15時、19時/日14時、18時/月休/12月24・31日16時、20時/12月26日・1月2日14時のみ
大学路・PMC小劇場(대학로 PMC 소극장)
90分

◇笑の大学(웃음의 대학)
2010.12.03~2011.02.14
平日20時/土1・日5時、18時/月休/12月24・31日18時、21時
ウォンダースペース・トングラミ劇場(원더스페이스 동그라미극장)
100分

◇イ・サン12月12日(이상 12월12일)
2010.12.18~2010.12.26
平日20時/土・日15時、19時/月休/12月18日19時/12月19日15時のみ
華城アートホール(화성아트홀)
100分
* 李箱生誕100年

◇小説家仇甫氏の一日(소설가 구보씨의 1일)
2010.12.02~2010.12.31
平日19時30分/土・日15時、19時30分/日15時/月休
トゥサンアートセンターSpace111(두산아트센터 Space111)
* パク・テウォン(박태원、筆名・仇甫)の同名小説が原作

2010-11-27

パッカナーラーカオ

パッカナーラーカオ

 神保町でティヌーンを見つけて、ふらふら引き寄せられちゃいました。

 タイ野菜のカナー、好物です。あっさり香ばしいタイ米も好き。

 ティヌーンでは、カナーと豚肉のチャーハンが好きだったのですけど、メニューからなくなっちゃって残念。

 お腹いっぱいになったところで、仕事場に戻ります。明日の韓国映画講座の準備しなくちゃ。

2010-11-26

千秋楽滑り込み

千秋楽滑り込み

 国立劇場「国性爺合戦」通しです。

 今学期、大学の講義で異国人が登場する近世文学作品をテーマにしていて、学生にこの公演を紹介しました。
 翌週「見て来ました!」と報告してくれたのは、中国からの留学生でした。鄭成功、全然違うって...。

 そりゃそうだろうなぁ(^_^;)と思いつつ、中国・台湾で鄭成功がどう受け止められてるのか、もっと知らないといけないなぁと反省中です。

恒例!ソウルのご飯4

 少し間があいてしまいましたが、11月5日~8日、ソウルで食べたご飯&おやつ、最後の第4弾です。
 最終日、韓国を離れる前に食べたものです。最後は韓国的なものが食べたくなるんですよねぇ。

・キムパプ

Imgp7768

 キムパプ(김밥)、韓国の海苔巻きですね。韓国人にとってのキムパプは、日本人にとってのおにぎりです。

 ソウル駅前からインチョン空港行きのリムジンに乗る前に、地下鉄のソウル駅1番出口の階段下のお店で買いました。韓国在住時にもよく買っていたお店。韓国の標準的なキンパプです。1本1,000W。

 こういうところでキムパプ買うと、映画『ラジオスター』でアン・ソンギが地下鉄の出入口でキムパプ売ってた場面を思い出しちゃいます。あれ見たときは、アン・ソンギが売ってるキムパプならどこへでも買いに行くのに……と思いましたよ。バスの中で涙ながらにキムパプ頬張る場面も、とても好き。

 あ、私はバスの中では食べません(運転手さんに怒られます)。空港着いてからいただきました。


・ケランラミョン

Imgp7769

 ケランラミョン(계란라면)、鶏卵ラーメンです。卵入り。3,000ウォンだったかな?

 仁川国際空港の国際線ターミナル地下のレストランで食べました。空港へ着いてから iPhone で Twitter してて、地下にスパがありますよ、との情報ゲット。5年ぶりぐらいでターミナルの地下を見物に行ったら、以前よりレストランが充実していて、手頃な値段でいろいろなメニューが楽しめるようになってました。そこで、粉食系のお店を発見。ラーメンがメニューにあるのを見て、どうしても食べたくなっちゃったのです。つい30分ほど前にキムパプ食べたばっかりなのに。

 韓国の辛いインスタントラーメン、美味しかった。真鍮の鍋で作ってそのまま出す「ネンビラミョン(냄비라면)」だったら、もっと美味しく感じたと思います。


・機内食

Imgp7770

 韓国って、その場で作ってくれてすぐに食べるサンドイッチは美味しいのですが、作り置きのサンドイッチを美味しく作れない国なんですよね。具の水分でパンがベチョベチョになってるか、逆に乾燥してパサパサになってるか。
 サンドイッチやめて、マフィンとかドーナツとかにしてくれないかしらん。

 搭乗前にキムパプとケランラミョン食べててよかった。ヽ(´▽`)/


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2010-11-25

都立中央図書館の電子書籍プロモ

 昨日、大学の講義の後、都立中央図書館へ立ち寄って、企画展「電子書籍を体験しよう!」を覗いてきました。

 その場で電子書籍が体験できるコーナーという感じで、わざわざ出向くほどの展示ではありません。ただ、電子書籍端末として、Sony の Reader、Apple の iPad、Amazon の Kindle(DX、3)を直接触って、それぞれで同じタイトルの書籍を読んでみることができるのがよかったです。

 個人的な感想としては、Reader はタッチの感度が今一つで操作性に難あり(私だけかもしれません)、iPad はカラーのディスプレイが美しいけど、読書するにはサイズが大きい、Kindle DX は読書向きだけどやはり大きい、Kindle3 は文字情報主体の読書には最適。

 ということで、自分が買うとしたら Kindle3 かなぁ。

 この展示と同時に、電子書籍のモニターも始まりましたね。早速「電子書籍」を「借出」してみました。いろいろ試してみたいので、書籍(文章のみ)、浮世絵(画像)、韓国語教材(音声付)の3冊。

 書籍はWBOOKビューワという専用ビューワーをダウンロードしてPCで読む形。画像はPDFファイル。音声はリアルプレーヤーで再生。どれも Google Chrome ではうまく動かなくて、Internet Explore を立ち上げました。

 一度に借り出せるのは3冊まで、期限は2日。貸出中の本は予約もできます。借り出した本は、2日後(借出日を含めて3日目)自動的に「返却」されるとのこと。

 借り出せる「電子書籍」は全部で1,000コンテンツ。正直、コンテンツはそれほど魅力なく、電子書籍の使い勝手も今ひとつです。でも、せっかくの機会ですから、あれこれ借り出して試してみようと思ってます。

 余談です。
 専用のWBOOKビューワがYBMの製品で、驚きました。韓国のYBM Sisa(시사、時事)、英語や日本語などの外国語専門学校を経営している会社です。YBMが電子書籍ビューワー作ってることは、あぁ、なるほどね、と思うのですが、それを都立中央図書館が採用してることには驚きました。