(6月25日)
2005年6月15日
演劇「ほんとうのハウンド警部」
2005年6月8日
映画「南極日記」
(6月6日)
2005年6月4日
映画「シルミド/실미도」
2005年5月4日
映画「私にも妻がいたらいいのに/나도...아내가 있었으면 좋겠다」
2005年4月3日
映画「力道山/역도산」
2004年12月17日
映画「力道山/역도산」
2004年12月15日
映画「力道山/역도산」
2005-06-26
2005-06-16
[演劇]ほんとうのハウンド警部/진짜 하운드 경위
19:30
チョンボ小劇場
7000W
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原作:トム・ストッパード
芸術監督:パク・クァンジョン/박광정
演出:チュ・ジヒ/주지희
出演:チェ・ソニョン/최선영、チャン・ソニョン/장선연、ファン・ジヨン/황지연、ソン・ファンギョン/성한경、ハン・スンド/한승도、パク・チュヒ/박주희、チョン・ジョンフン/전정훈、イ・ジホ/이지호
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「劇団パーク 2005 ワークショップ公演」と銘打たれた大学路の小劇場演劇。知り合いのチョン・ジョンフン氏が演劇評論家役で出演。二人の演劇評論家が芝居を見ているうちに、あるきっかけで舞台に上がって自分が見ていたはずの芝居の世界に入って行ってしまう。事前にネットで情報を探した際、舞台より脚本が面白いという評があったのだが、どうしてどうして非常に面白い舞台だった。
劇中劇はアガサ・クリスティを思わせる英国の推理劇で、韓国人俳優が演じるのは不自然なのだが、その不自然さと不条理な展開が相俟って絶妙なバランスで非現実的空間をリアルに作り出していた。これは脚本読まねば。
帰りに、俳優イ・ジョンジェが経営するイタリアンレストラン「イルマーレ」で食事。
2005-06-09
[映画]南極日記/남극일기
20:10
ソウル劇場11館
E列11番 7000W
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監督:イム・ピルソン/임필성
出演:ソン・ガンホ/송강호、ユ・ジテ/유지태、キム・ギョンイク/김경익、パク・ヒスン/박희순、ユン・ジェムン/윤 제문、チェ・トンムン/최덕문、カン・ヘジョン/강혜정
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人気俳優ソン・ガンホとユ・ジテの共演する南極を舞台にした超大作ということで、撮影中から注目と期待を集めていたが、いざ封切られると賛否両論、思いがけず早期に上映終了しそうだったため、忙しい時間を縫って映画館へ足を運んだ。
世界初の南極「到達不能点」への無補給横断を目指す韓国隊6人。撮影中の宣伝文句は「正体不明の病気と予期せぬ事故のため集団狂気状態に陥って行く南極探検隊員たちの物語を描いたミステリースリラー」だったのだが、実際は雪と氷の中をひたすら歩いて行く映像が繰り返される、風景の変わらない実験的ロードムービー。チェ・ドヒョン隊長(ソン・ガンホ)の鬼気迫る執念の理由、80年前の英国隊の謎、「到達不能点」自体への興味とが盛りだくさんなテーマの割に映像と演出が単調なのが惜しい。
「脚本をこうしたら、演出をこう変えれば…」と映画監督志向など全くない私ですらふと思った。ある意味、考えさせられる作品。
2005-06-05
[映画]シルミド/실미도
15:00
シネマオズ2館
自由席 7000W
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監督:カン・ウソク/강우석
出演:ソル・ギョング/설경구、アン・ソンギ/안성기、ホ・ジュノ/허준호、チョン・ジェヨン/정재영、カン・シニル/강신일、イム・ウォニ/임원희、カン・ソンジン/강성진
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昨年6月日本でも公開された作品。ソル・ギョングのファンサイト主催の上映会で鑑賞。
さすがカン・ウソク監督と言うべきか、脚本と演出がうまく噛み合って、歴史的意義云々を抜きにしても良く出来た映画である。特に、冒頭タイトルが出る前の導入部で、北朝鮮の青瓦台侵入事件とカン・インチャン(ソル・ギョング)の殺人未遂事件を交互に見せて、この作品の背景となる684部隊成立の事情を一気に分からせる演出は、迫力といいカッコ良さといい、非常に優れている。
状況の変化で無用となってしまった特殊部隊の選択、訓練兵たちの「名前」へのこだわりなど、普遍的な問題をも突きつけてくる映画である。