2013-06-09

歌舞伎座開場

 更新再開はこの話題から。

 2013年4月2日、新しい歌舞伎座が開場しました。
 初日第一部のチケットを入手していたワタシ、3月中旬に行われた新任校の着任前研修で「あの、シガツイッピが辞令交付式で、次の日4月2日には必ず出校しないといけない業務がありますでしょうか?」と恐る恐る質問するなどして、開場初日に備えておりました。(後日、一緒に研修受けてた新任同期の先生に「事情説明」したら爆笑されました。)

 さて、歌舞伎座開場の日から早くも2ヶ月が経ち、4月3回、5月3回、6月1回と昨日までで計7回訪れました。 
 やはり歌舞伎座はいいなぁと思います。よくぞここまで、というほどに以前の歌舞伎座そっくりに再現された外観・内装。あの空間、なぜだか落ち着くのですよね。

 特に、3階席からも花道七三の演技が見やすくなったのはとても嬉しく、高く評価したいです。3階2列・3列の座席から七三の役者の全身が見えました。七三では舞踊的な演技が多いので、足元が見えることが重要で、これは本当に嬉しいです。

 違和感があるのが「音」。声のよく通る口跡のよい役者のセリフが聞こえにくかったり、黒御簾や付けの音がきつく耳障りだったり、時折妙に残響が大きくて気になったり。
 今回の歌舞伎座建替えでは、旧歌舞伎座のすばらしい音響をいかに引き継ぐかが大きな課題で、関係者の方々が総力を挙げて取り組んだはずなのですが…難しいものですね。これから徐々に建築物としての劇場が落ち着くにつれて音も安定していくことを願ってます。

 また、幕間に居場所がなく手頃なおやつも少ないのが、ちょっと残念。幕間手持ち無沙汰です。
 メディア的には華やかな話題のお土産売店、毎月通う常連には無用の長物なのですよねぇ。3階ロビーの「すいーつ」も、めでたい焼きを除けば幕間に楽しむには今ひとつのものが多く。(茹で立てあずき抹茶アイスが懐かしい…)
 このあたりはお客さんの声を聞いて改善してくれますように。松竹や歌舞伎座はそうした調整力が抜群と思ってますので、今後に期待しています。(みつばちでも馬車道でもよいので、本格小倉アイスもぜひ復活を!)

 旧歌舞伎座の数々の名物、記録しておいてよかった。
 「歌舞伎座さよなら名物」(1~12の食べ物シリーズです)

2 件のコメント:

  1. ぴーちゃん2013年6月9日 5:41

    お久しぶりです。
    数年前から地元の文化会館で
    歌舞伎を見るようになり、
    昨年は化粧体験もできました。
    いつかは歌舞伎座に・・・と
    nanaさんの情報を
    参考にさせていただいてます(*^_^*)
    特におやつは
    本編と同じくらい楽しみですφ(..)メモメモ
    ありがとうございます。
    これからもよろしくお願いしますm(u_u)m

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  2. お久しぶりです!
    コメントありがとうございます。
    歌舞伎の化粧体験ってすごいですね!
    新しい歌舞伎座も秋頃には落ち着くでしょうから、ぜひ一度お運び下さいね。
    芝居とおやつは永遠に不滅です。\(^o^)/

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