2011年以降のミュージカルの先取り情報です。
元記事の韓国語本文がやや荒いので、訳も少し変なところがありますが、ご容赦を。明らかに間違いと思われる箇所は、他の記事を参照して「(**-加藤)」と正しい(と思われる)情報を補記しました。改行も読みやすくするため原文から改変しています。
それにしても、どうして「国防日報」なんてメディアにこんなまとめ記事が載るのか、ちょっと不思議。今年夏の『生命の航海(생명의 항해)』以来、ミュージカルは国防の一環なんでしょうか。
◆公演界、創作ミュージカルは来年を期待せよ
国防日報 2010.12.20
ミュージカルを中心とした公演界には、今年も景気沈滞余波で寒気が流れ込んだ。
今年は公演界の沈滞が続く中で沸かし直しミュージカルで「安全な」勝負をかけていた製作会社が、来年は先を争って創作ミュージカルに挑戦する。(略)
最初の狼煙を上げるミュージカルは、製作費約50億ウォンが投入されたソル&カンパニー(설앤컴퍼니)の野心作『天国の涙(천국의 눈물)』。
『天国の涙』は、華麗な公演が繰り広げられるオペラ劇場に中年の韓国人男女が女主人公ティアナを訪ねて来て、昔話を聞かせながら、劇が始まる。
物語の背景は、1967年ベトナム戦争中に花開いた「ジュン」と「リン」の切ない愛と、その後20余年の歳月を貫く二人の愛の物語が、過去と現在を行き来して進行する。
二作目のミュージカル挑戦となるアイドルスターのシアジュンス(시아준수)が主演として熱演、彼の恋敵としてブラッド・リトル(브래드 리틀)が加勢する。来年2月1日から3月19日まで国立劇場(국립극장)で公演される。
シンシカンパニー(신시컴퍼니)は、演劇で上演した『お母さんをお願い(엄마를 부탁해)』をミュージカルに脚色し、来年5月5日から6月19日まで忠武アートホール(충무아트홀)の舞台にかける。
シン・ギョンスク(신경숙)の小説を原作とし、お母さん役はキム・ソンニョ(김성녀)、長女役はチャジヨン(차지연)が担当、家族愛の意味を考えさせる。制作陣として、演出ク・テファン(구태환)、作曲キム・ヒョンソク(김형석)、音楽スーパーバイザーはパク・カリン(박칼린)、音楽監督オ・ミニョン(오민영)らが集結する。
同じ劇場で、ODミュージカルカンパニー(오디뮤지컬컴퍼니)は、8月から10月まで、チャ・テヒョン(차태현)主演の映画『過速スキャンダル(과속스캔들)』をミュージカルとして上演する予定であり、これに続いて、ミュージカルヘブン(뮤지컬해븐)が去る1日(来年12月?-加藤)から2012年2月5日まで、パク・シニャン(박신양)、キム・ジョンウン(김정은)主演のドラマ『パリの恋人(파리의 연인)』をミュージカルに脚色して舞台にかけている(かける予定?-加藤)。
この他に、トゥサンアートセンター(두산 아트센터)では、7月19日から8月20日まで、名作小説『白鯨(모비 딕、モビーディック)』を創作ミュージカルとして上演し、世宗文化会館(세종문화회관)では、来年4月から5月まで、オペラ『トゥーランドット(투란도트)』をミュージカルとして再構成して公演する予定だ。
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去年も同様の記事を紹介したような気がするな~と、探してみたら、ありました。
韓国演劇ミュージカル情報/09.12.25
◆先取り2010演劇・ミュージカル
『天国の涙』はこの時もう話題になってたんですね。
あ、話題に出てるついでに書き添えておきますが、『天国の涙』のチケットは、i Tour Seoul で購入できます。簡単な会員登録をするだけで、日本にいて、日本のクレジットで、座席を自由に選びながら、チケット買えます。便利ですよ。
さて、この手の記事の段階では公演が実現するかどうか分からないものですが、チケットオープンした『天国の涙』は問題ないとして、『お母さんをお願い』『過速スキャンダル』『パリの恋人』と、どれも実現してほしい演目です。
『お母さんをお願い』は、お母さん役に『壁の中の妖精』のキム・ソンニョがキャスティング決定しているとのことで、ぜひ見てみたい。
『過速スキャンダル』と『パリの恋人』は、どちらもスピーディな展開が楽しそうですよね。
そう言えば、今年初めにはこんな話題もありました。
韓国ミュージカル情報/10.01.31
『風の丘を越えて』は今年ミュージカルが上演されました。『共同警備区域JSA』のミュージカルはどうなったのかなぁ。
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