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2013-06-24

韓国映画・音楽資料の掲載許可手続き

 2週間くらい前にTwitterに流した内容ですが、文字通り流れちゃうので、ここにまとめておきます。

 論文等における韓国映画の写真掲載と韓国歌謡曲の歌詞引用の手続きについて、自分の備忘メモです。

 先月(2013年5月)刊行の『アジア遊学163 日本近世文学と朝鮮』(勉誠出版)に「転生の物語の背景-『桜姫東文章』と「バンジージャンプする」」という文章を掲載していただきました。この中で、韓国映画「バンジージャンプする(번지점프를 하다)」のスチール写真とシン・スンフン(신승훈)のバラード「僕より少し高い所に君がいるだけ(나보다 조금 더 높은 곳에 니가 있을뿐)」の歌詞を載せました。

 それぞれ、下記のような掲載許可申請手続きを行っています。

 まず、映画のスチール写真。
 韓国には国家的事業として映画の保存・復元に取り組んでいる「韓国映像資料院(KOFA)」という組織があります。ここは保存している映画資料(の一部)について著作権手続きの代理仲介サービスを行なっています。
 そこで、映画情報のデータベースである「韓国映画データベース(KMDb)」で「バンジージャンプする」の韓国映像資料院(KOFA)所蔵の資料を探しました。幸い、この作品については、かなりの枚数のスチール写真を所蔵し、著作権代理仲介サービスの対象であるとのことで、利用したい写真を決めてKOFAにメールでコンタクトしました。

 具体的な手続きはこちらに説明がありますし、担当者からの返信メールにも丁寧な説明がありました。
 申請書類を作成して送ったところ、先方から請求書が来たので、すぐに指定口座に振り込みました。
 支払いは、スチール写真1点につき10,000ウォン(論文には2点掲載)、別に銀行手数料として10,000ウォン、合計30,000ウォンでした。

 入金確認後、スチール写真のJPGファイルが送られてきました。実際には、同じ物がKMDbのサイトから自分でダウンロードできちゃうのですけれど。
 ともあれ、最初にコンタクトのメールを送ってからスチール写真のJPGデータを送ってもらうまで、ちょうど1週間かかりました。

 KOFAには、世界中の映画祭・上映会を相手にフィルムや宣伝資料の貸出などの業務を日常的に行なう部署があります(資料サービス部海外貸与担当)。この部署は英語対応が基本で、書類も英語フォーマットが用意されています。私は韓国語でメールしましたが、書類は英語で作成しました。日本からの問合せにもスムーズに対応してくれます。
 韓国内の銀行への振込の手段があれば、日本からも簡単に手続きができて、とても有難いサービスです。

 次に、韓国の歌謡曲の歌詞掲載。
 こちらは、日本のJASRACに当たる「韓国音楽著作権協会(KOMCA)」に申請しました。KOMCA内の検索ページで使用したい曲を探すと、KOMCAで管理している曲かどうかが分かります。

 KOMCAで管理している曲であれば、こちらから書式をダウンロードして、作成した書類をFAXで送付して使用申請します。

 これは一般には出版社が行う手続きですが、今回は事前にメールを送って、私個人の文章における利用であり、著作権遵守については私が責任を負うという事情を説明して了承していただき、手続きを進めました。(勉誠出版さんには事後報告しました。)

 著作権料は、歌詞引用は1曲、発行部数1万部未満の出版物、という条件で18,000ウォンでした。引用部分に「KOMCA 승인필」と表示することという条件がつきました(승인필=承認畢)。

 最初にメールしてから著作権料の入金確認まで2週間、最終的に「承認書」が郵送で届くまで3週間でした。

 KOMCAでは、海外で出版・販売される出版物への掲載許可手続きが想定されておらず、メール・書類すべて韓国語、担当者とメールをやり取りして相談しながら手続きを進めました。
 個人的にはスムーズに進んだと思いますが、英語OKで海外対応に慣れているKOFAと比べると、日本からの手続きはややハードルが高くなってます。

 ただ、JASRACが著作権法上の「引用」であれば著作権者の許諾不要と方針転換したのと同様に、今後は韓国の楽曲歌詞も「引用」であれば許可不要になるのかもしれません。

 以上、韓国映画のスチール写真、歌謡曲の歌詞を論文等に掲載する際の手続きレポートでした。
 同様のことを行いたい方のご参考になれば幸いです。

2012-01-10

[日録]減るはずだったのに 1/9

1月9日(祝・月)

◇1学期の授業回数は15回維持厳守という文科省の指導(?)のおかげで、祝日授業が当たり前になりつつある大学ですが、「成人の日」はさすがにお休み。

◇昨日に引き続き、調べ物と原稿執筆。

◇合間に、来年度の講義のシラバス入力。どこの大学もWEB上で入力できるのですが、大学によってシステムと様式がビミョーに異なるので、試行錯誤の繰り返しです。ログインする度に、その大学のシラバス執筆に関する書類を引っ張り出して、記入要項を確認しながらの作業。はぁ。
 中に、「読点はカンマ(,)を使用」と書いてある文書が……見なかったことにしよう。

◇来年度前期は、本務校8コマ、非常勤4コマで、週12コマの予定です。
 あれ?今年度より1コマ増えてる?w(゚o゚)w

2011-10-07

[日録]講義に校正にジム 10/5

10月5日(水)

◇午前中、午後の講義のハンドアウト作成。

◇午後から非常勤先での講義。今学期のテーマは「浮世絵」です。先週のリアクションペーパーで判明したのですが、日本史科目でも浮世絵を主題とした授業が開講されていて、両方を履修する学生が少なくとも2人いるらしい。内容が完全にかぶってたらどうしようと、やや焦りました。いざとなったら版本挿絵や役者絵・芝居絵など文学との連携を講義の柱にしていこうと、対策まで練ってみたりして。
 ネットでシラバスを確認したところ、日本史科目の方は「浮世絵から写真へ」というテーマでむしろ近代初期の写真に比重があるようなので、一応安心。予定通りに講義を進めることにしました。よかった。

◇科研費に関連して研究者番号を申請するために事務室に立ち寄り、書類提出。数日中に交付される予定。お世話下さった皆様、ありがとうございました。

◇地下鉄の車内で着信音をずっと鳴らしてる女子高生がいて、「何やってるんだろう?どうして止めないのだろう?」と不思議に思い、音のする方を窺ってみたら、スマホのTV電話アプリ(?)を使って手話で通話してました!  こういう現実に接すると、技術の進歩って素晴らしいと思います。通話中に音楽が流れてることに気づいてなかったみたいですが、それはもう二の次三の次でした。

◇明日以降と聞いていた初校┣┣"リターンズが、意表を突いて襲来。まったくもって┣┣"(ToDo)って奴は油断できません。8月下旬から9月前半にかけてかかりきりになっていた、韓国映画に関する原稿の初校ゲラです。34頁分。
 この本、ワタシの文章もそこそこ面白いと思うのですが(多分…自分ではよく分からなかったりするので)、他の執筆者の方々が何をどう書いてるかすごく楽しみな本なのです。早く出ないかな。……って、そのためには初校きっちり返さなくては。13日締切。

◇夜、1週間ぶりでジムへ。睡眠不足気味だし、雨は本降りだし、理性は「今日は休んで、明日にしよう」と判断してるのに、肉体が「動かして~、ほぐして~」と頻りにメンテナンスを要求。肉体の要求に負けました。
 鬼メニューをきっちりこなして、クロストレーナー30分。ソウル旅行が筋肉には休養になっていたのか、予想より楽でした。身体動かすのは気持ちいいですね。

2011-10-06

[日録]こんなところにも韓流が 10/4

10月4日(火)

◇朝8時過ぎ、研究室の窓から望む秋晴れの空に富士山のシルエットがくっきりと。

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◇朝イチの1コマ。5クラス受け持っている同じ科目で、火曜のクラスが他クラスに先行してるので、今週1回はオプション的な内容です。

◇午後、留学生の日本語講読。短期留学生10名、学部在籍学生5名が登録してますが、積極的な学生が多く、賑やかな授業です。
 先週の自己紹介でちょっと驚いたのは、複数の中国人学生のこんな発言。
 「韓国ドラマが大好きです。」(←『花より男子』だそうな。)
 「韓国の俳優のファンです。」(←ムン・グニョンだって。)
 「韓国が好きで、韓国語を勉強したいです。」(←「韓国語」は希望者多数で取れなかったとか。)
 韓流、着実に広がってるのですねぇ。

 韓国の学生からは「それで、どうして日本に来ましたか?」と鋭いツッコミが入ってました。そりゃそう言いたくもなりますよね。対する中国の学生の切り返しは「それはいろいろ事情があって」。あはは。日本語うまいですね。コミュニケーション能力も高い。今後の授業の行方が楽しみです。

◇ソウルからの帰国翌日で疲労も溜まっていて、体力的にも精神的にもきついことを覚悟しての授業でしたが、元気な学生たちに助けられて乗り切りました。

◇明日の講義の準備……をしないといけなかったのですが、エネルギーが切れて放棄。

2011-10-04

[日録]近世文学3日目@ソウル(附 映画と演劇、見ました) 10/2

10月2日(日)

◇日本近世文学会秋季大会、3日目は恒例の文化踏査。
 ですが、行き先が「古宮」(昌徳宮/창덕궁・景福宮/경복궁・徳寿宮/덕수궁)ということで、私はパスしちゃいました。韓国で暮らしていた頃、昌徳宮は秘苑(비원)の後苑(후원)の一番奥まで自由散策したし、景福宮は慶会楼(경회루)の中に入ったりしたし。どちらも、現在は時間を決めての一般観覧を行なっていますが、その試験的公開が始まった頃のことです。

◇そんなわけで、空いた時間に映画と演劇を見ることにしました。

◇午前中は、大韓劇場(대한극장)で注目の映画『トガニ(도가니、るつぼ)』を見ました。障害者学校で起きた教師による生徒への暴行という実際の事件をもとに書かれた小説の映画化です。話題作だけあって、衝撃的な内容の作品でした。が、映画としての出来は凡庸。中途半端な告発映画にとどまっていました。それが目的の製作なのかもしれませんが。

◇映画の後は100以上の小劇場がひしめく大学路へ。

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 大学路のある4号線・恵化(혜화)駅の出口。階段両側の壁にびっしり貼られているのは、すべて大学路で上演中の演劇・ミュージカル公演のポスターです。

◇観劇前に腹ごしらえ。1年以上熟成させたキムチを使っているというムグンジキムチチゲ(묵은지 김치찌개)。キムチの酸味がきいたスープが美味しかった~。

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 以前紹介したことのある「サムサムトゥクペギ(삼삼뚝배기)」にて。4500₩。

◇演劇は何を見ようか迷ったのですが、劇団・魔方陣(극단 마방진)の『野牛の月(들소의 달)』を選びました。コ・ソヌン(고선웅)作・演出。2010年のソウル演劇祭で優秀作品賞、舞台芸術賞などを受賞している作品です。

 前日にネットで確認した際には前売完売でした。それでもモノは試しと、開演1時間半前に劇場へ行って当日券があるか尋ねると、補助席まで完売してるがキャンセル待ち(대기표、待機票)を受け付けているとのこと。名前を伝えてキャンセル待ちを申込んで、大学路の散策へ。開演10分前に劇場へ戻ると、めでたく名前を呼ばれて席を確保することができました。階段に座布団敷いた「補助席」でしたが、実質最前列の2列目センター上手寄り。ヘタな本席よりずっとよかったです。

 レビューは後ほど改めて。

◇観劇後、文化踏査に参加した方々と合流して、学会最後の行事ティップリ(뒷풀이、打上げ)に参加。
 美味しい牛肉たらふく食べて、最後の夜を楽しみました。

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 打上げ二次会は、場所を移動して生ビール。宿が離れていた私は途中で失礼せざるを得ず、最後までご一緒できずに残念でした。

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 過去に例を見ない「日本文学の学会の海外開催」。三夜連続の宴会の席で、「今度はうちが日中韓で」とか「日台越で考えたい」といった話をちらほら耳にしました。今回の学会が意義あるものだったという証でしょう。一部、酔った勢いの勇み足かもしれませんが。

 この、とてつもなく大変な準備作業が必要だったはずの大会を滞りなく大成功に導いた会場校・高麗大学校の崔官先生とスタッフの皆さん、学会事務局の先生方、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

 私も今回の学会に参加した者の責任として、今後の研究進展に貢献して行かなくては。

◇【お詫び】「写真入りで詳細なレポート」、飲み食いばかりですみません。>忘却散人先生のブログからいらして下さった先生方

2011-10-03

[日録]近世文学会2日目@ソウル 10/1

10月1日(土)

◇日本近世文学会秋季大会、2日目は研究発表です。全部で17名の研究発表が行われましたが、半分以上が韓国人。ソウル開催だから韓国人優先ということはなく、発表内容も日本人研究者と全く遜色ない水準でした。(正直、いつもの大会よりずっと興味深かったような。演劇領域の発表が多かったからかな。)

◇昼食は高麗大学校用意のお弁当。大学の教室でいただきました。美味しかった~。
 休憩時間にはお茶・コーヒー・ジュースとクッキーなどが用意され、さらに韓国のトック(餅)のスペシャル間食も。

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 高麗大学校の親しい運営スタッフにこっそり聞いた話では、お弁当もお餅もあちこちのお店から取り寄せて試食しまくったとか。お弁当チームとお餅チームに分かれて試食して一番美味しいものを選び、さらにいろいろリクエスト付けて注文したそうです。お陰様でどちらもホント美味しかったです。

◇途中、ちょこっと研究発表を抜けて、高麗大学校博物館の展示を見物。「天・地・人」と題された展示は、天体図がいろいろあるのが面白かったです。屏風とか摺物とか。日本で、屏風に天体図を描くとか、天体図の摺物とか、ほとんどないような気がするのですが。私が不勉強で知らないだけなのかな。
 また、朝鮮時代(1820年頃)のソウルの地図「首善全図」の版木が気に入りました。これ、一枚刷りの複製を作って「古地図」として売ればよいのに。日本ではきっと売れると思うのです。私は欲しい。1枚3,000円ぐらいなら買いますけど。

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 (ネット上から拾ってきた画像です。m(_ _)m)

◇研究発表終了後は、学会の公式懇親会。日本近世文学会の懇親会は、ご当地の伝統芸能が披露される、お酒にこだわる、というのが2大特色なのですが、ソウルでもしっかり踏襲されました。

 「韓国伝統芸術の夕べ」と題されたプログラムは、「歌曲」「サルプリ舞」「パンソリ(沈清歌)」「シナウィ」「南道民謡」。1時間近くの熱演でした。特に、チュ・ジュソン(趙珠仙)先生のパンソリと民謡、素晴らしかったです。

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 2大特色その2はこちら。全部韓国のお酒です。

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 今回の目玉はこれ。「安東焼酎」です。お値段は一般的な焼酎チャミスル(참이슬)1本の40倍。なので、これだけ酒瓶が並ぶ中、安東焼酎は1瓶しかありませんでした。貴重品。

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 のんべの先生をけしかけて封を切っていただき、ちゃっかりお相伴にあずかりました。下戸の私は舐める程度でしたけど(だって40度なんですもん)、美味しうございました。

2011-10-02

[日録]近世文学会初日@ソウル 9/30

9月30日(金)

◇午前中は宿でシンポジウムの準備。

◇昼過ぎに宿を出て、あちこち寄りながら学会会場の高麗大学校へ。

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 高麗大学校の本館。正門正面の建物です。
 本館方向から正門を望むとこんな感じ。広い!

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◇16時半、日本近世文学会秋季大会開会。今日は「日本近世文学と朝鮮」というタイトルでのシンポジウムです。私もコメンテーターとして参加しました。

 大半の参加者が日本から飛行機で移動という事情もあって、初日は夕方からの開催。そのため、4名の先生方の発表は各15分、3名のコメンテーターの持ち時間は一人10分と、非常にタイトなスケジュールでした。にも関わらず、発表はいずれも中身の濃い充実した内容で、コメンテイターの側も遠慮なく発言させていただけました。司会の先生の手際よい進行のお陰で、20分強の時間オーバーで終了。

 時間不足で不完全燃焼の部分もありましたが、今後の近世文学研究の一つの方向性について様々な刺激と示唆に富んだシンポジウムになったと思います。当事者が言うのも何ですが。

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 シンポジウムの会場。100周年記念館の中にある国際会議室です。

◇シンポジウム終了後、会場校・高麗大学校による歓迎会。大学近くのお店で、美味しい韓定食をいただきました。

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 生マッコリを飲みながら、複数の先生方からシンポジウムでの私の発言が発表者の先生に対してかなり突っ込んだものだったことを指摘され、自分の立場に引き付けすぎた発言だったかも、とちょっと反省。「崔先生とは前からの知り合いなの?(=親しいゆえの遠慮ない発言?)」というご質問まで頂戴しまして。

 高麗大学校の崔官先生とは10年以上のお付き合いになります。ソウル女子大時代には、研究会にも参加させてもらってました。当時一緒に研究会やってた院生たちが、今や日本の大学院で博士号を取って高麗大学校日本学研究センターの研究教授になっていたり、今回の学会で研究発表していたり。頼もしいです。

 なので、今回、日本近世文学会初の海外開催の大会が高麗大学校で行われたことを、私は心から嬉しく思ってます。シンポジウムのコメンテーターとして参加して貢献することができて、本当によかった。この巡り合わせにただただ感謝。

2011-10-01

[日録]ソウルでの学会前日 9/29

9月29日(木)

◇朝1限目に非常勤先でのゼミ。今回で発表者が全員1巡、来週から2巡目に入ります。2回目の発表にはレベルアップを期待してるのだけど、どうなるかな。

◇一旦仕事場に帰還して、ソウル行きの荷造り。リムジンバスで羽田に向かいます。

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◇NH1165便で羽田から金浦へ。この便に乗るのは初めてです。いつもと違って一人客や家族客が中心で、搭乗待ちも静かでのんびりしています。午前中の便はビジネス客や数人グループの観光客が多くて、もっと賑やかなのですよね。良く言えば活気がある、悪く言えば騒々しい。午後便ののんびりした雰囲気もいいなぁ。

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 NH1165便の機内食。

◇金浦到着。入国後すぐに KT のカウンターでモバイル Wi-Fi をレンタルしました。1日8000₩の料金で無制限にインターネットアクセスできます。iPhoneでもPCでもOK。すぐにその場で設定して、接続を確認してくれます。早速使ってみましたが、iPhoneでストレスなくネットできます。

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 KTのカウンターです。ここでモバイルWi-Fi Eggをレンタル。

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 これがレンタル一式です。予約してなかったため、旧型モデルになりました。ルーターだけならカバンに入れておいても邪魔になりません。

 ネットアクセスは快調です。便利便利。

◇夜8時頃宿へチェックイン。仮約束があったのですが、予定変更でキャンセルになり、宿でのんびり過ごしました。明日から学会です。

2011-08-27

[日録]原稿増量 8/25

8月25日(木)

◇今朝からの微熱が下がらず、夕方からの予定をキャンセルさせてもらいました。ご一緒するはずだった皆様は、とっても楽しまれたようで、参加できなくて残念!

◇ビミョーに頭痛い~、身体熱っぽい~と思いながら、原稿執筆。

◇日付変わって0時過ぎ、書き上げた原稿2本をメール送信しました。すぐに返信が来て、600字→800字、1200字→1600字まで分量増やしても大丈夫とのこと。
 今回の原稿、字数に余裕のある方が書きやすいので、字数増は有り難いです。ただ、全体の原稿量3.3割増となるわけで、それなりに時間も余分にかかりそう。でも頑張ろう。

◇明日から3泊4日でソウルです。

2011-08-26

[日録]ひたすら仕事3日目 8/24

8月24日(水)

◇原稿執筆。資料集め。

◇お昼ごはんは、近所の洋食屋さんで美味しすぎるオムライス。

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◇夜、ジムへ。相変わらず、鬼メニューこなし切れません。

2011-08-25

[日録]ひたすら仕事2日目 8/23

8月23日(火)

◇原稿執筆。資料集め。昨日に引き続き、ひたすら仕事。

2011-08-24

[日録]ひたすら仕事 8/22

8月22日(月)

◇原稿執筆。資料集め。ひたすら仕事。

2011-08-11

[日録]夏休みの校務┣┣" 8/9

8月9日(火)

◇午前10時、9月新橋演舞場のチケットげっと。

◇地元図書館で資料探し。下準備ができていたこともあり、スムーズに進みました。

◇資料コピーを睨みつつ、参照資料をチェックしつつ、夏休みの校務┣┣"第一段階完了。

◇そして、一日が終わった。

2011-08-09

[日録]採点の祭典 8/7

8月7日(日)

◇午前中のんびり。

◇午後から、レポートと答案の山と格闘。これが最後の科目になります。

◇今日のおやつは「輪切りパインアイス」。

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 おやつの後は、ひたすら答案採点。採点の祭典。

◇夕食後、答案の採点を終え、リアクションペーパー・レポート・答案の素点を元に成績処理。提出用紙はマークシートで「S・A・B・C・D・X」をマークしていけばよいのですが、一人一人名前を照合しながらの作業で、かなり時間と神経使います。22時前に終了。郵送の手配。

◇1学期の教育業務はこれで終了。というわけで、ささやかに祝杯。

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2011-08-07

[日録]出版企画の打ち合わせ 8/5

8月5日(金)

◇午前中、期末試験の採点。レポート・リアペ・出席状況と合わせて成績処理、お昼を挟んで午後イチで終了。成績処理も残りあと一科目。

◇今日のおやつ。「ガツンとみかん」。

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◇夕方から神保町の某出版社で打合せ。行きがけに、駅のホームでこんなツイートしてました。

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
しまった、今日はiPhoneケースを韓国ものに替えてくるんだった…って仕事の打ち合わせ行くのにネタ仕込んでどうする。<自分 (^_^;)
posted at 15:26:03
     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
とツイートしてから気づいた。先方はフォロワーさんだった…ような気がする。(^◇^;)
posted at 15:28:24
     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 名刺交換の際、初対面のOさんに、ブログ拝見してます、Twitterも……と言われてしまいました。やっぱりバレてたみたい、う~みゅ。

◇打合せ終了後、近くのお店で打合せ二次会(別名飲み会)。今日の打ち合わせは一次会・二次会ともいろいろな話が出て、刺激になりました。もっと勉強しないといけないなぁ。
 来年出版しようとしている本の企画段階なのですが、ユニークな内容にできそうで今後の展開が楽しみです。自分としてもずっと書きたいと思っていたテーマの一つなので、がんばらなくては。

2011-08-05

[日録]今年の夏 8/3

8月3日(水)

◇リアクションペーパーのチェック。

◇観劇レポート採点。

◇読書。今年は、原稿執筆と読書の夏……にする予定です。

◇前々から検討していた、公衆無線LANのフレッツ・スポットを申し込んでみました。ネットから申し込みをしたのですが、何かいろいろ手続きがあって、開通は最短で8月12日だそうで。どうしてそんなに時間がかかるのか、全く理解できませぬ。

2011-08-04

[日録]粛々と 8/2

8月2日(火)

◇先週で1学期の授業・試験が終了したので、今週は粛々と残務に取り組みます。成績処理と書類・教材の整理。

◇観劇レポートのチェック。

◇リアクションペーパーのチェック。

◇仕事部屋の片付け。



2011-07-31

[日録]歌舞伎チャリティ公演 7/29

7月29日(金)

◇本務校で試験監督に動員。朝から3コマ。初体験でしたが、最初の1コマ目で要領を飲み込み、あとはスムーズに。他の先生の補助なので、板書したり、学生証チェックしたり、答案集めたり、が主なお仕事です。

◇試験監督は全員、毎時間まず学務課へ集合します。集合した先生方を見渡せば、チノパンにポロシャツはごく当たり前、アロハにジーンズ、裸足でサンダルという強者も。今年がスーパークールビズ推奨だからこうなのか、毎年夏はこうなのか、初年度のワタシには判断つきません。でも後者のような気がする。

◇と思いつつ、最後の試験が終わって自分の研究室に戻ったら、Tシャツ、短パン、ビーチサンダルの先生と廊下ですれ違いました。素敵な職場です。

◇夕方から、新橋演舞場の「東日本大震災 復興支援 歌舞伎チャリティ公演」へ。

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◇まず、松竹会長・社長のご挨拶、さらに俳優協会会長の芝翫のご挨拶を菊五郎が代読。芝翫は体調不良で欠席とのこと。この挨拶が実は芸になってて、菊五郎が芝翫っぽい(だけど声色でも物真似でもない)口調で代読してました。その微妙な加減が絶妙で、さすが音羽屋。続いて、坂田藤十郎の発声で黙祷。

 去年4月の歌舞伎座閉場式の際は、ご挨拶で中村芝翫、中村富十郎、坂田藤十郎と3人が並んだのでした。あれから1年3ヶ月、富十郎はこの世を去り、芝翫は休演も目立つようになり……、藤十郎はなぜあんなに元気なのだろう?

◇最初の演目は「東北民謡づくし」の舞踊。中村福助、中村扇雀、片岡孝太郎、中村橋之助、中村翫雀に、坂東亀三郎、中村梅枝、中村萬太郎、中村壱太郎、尾上右近、中村種之助、中村隼人、中村米吉、大谷廣太郎、坂東新悟、坂東巳之助、中村種太郎、坂東亀寿。

 前半、若手の踊りが大変見応えありました。揃いの浴衣に同じ振り。すると、それぞれの役者の個性が顕になってくるんですね。以前、祇園の「都をどり」で舞妓さんたちの踊りを見た時にも、同じことを感じました。同じ衣装、同じ振りだからこそ、そこに各自の個性が立ち現れてくる。個性ってそういうものなのだと思います。

◇舞踊 『松島』。こちらは、尾上菊五郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、中村梅玉、市川團十郎、松本幸四郎の6人。歌舞伎座閉場式の際は、この6人に勘三郎と三津五郎が加わってました。この2人が抜けると……こんな地味な踊りになるのね。

◇さて、お目当て50分の幕間。役者によるチャリティー模擬店、被災地東北の名産品の販売です。とりあえず、どこでどんなものを売ってるのか見てまわろうとしましたが……演舞場のロビーは狭くて、人多過ぎ。1階正面に休養中の勘三郎が登場しちゃって、しっかりマスコミのカメラが入ってたりするものだから(松竹ってホント商売上手)、身動きできないほどの混雑ぶり。その人混みをかき分けて進んでいたら、横をすーっと涼しげに通り過ぎていく人が。見れば、浴衣姿の仁左衛門丈! すぐさま後を追い、ニザ様手ずからご販売の「牛たん 利久 得袋」を買っちゃいました。3,000円也。

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 商品を受け取って、握手していただいたことは言うまでもありません。「今日は手を洗わない!」とマジ思いました。ミーハーです。
 袋の中身は牛たんのカレーセットでした。

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 2階食堂は役者の隈取や絵画、写真などを展示したギャラリー。どれもお値段の付いたチャリティ販売です。お高くて手が出ませんでしたが、見てまわるだけでも眼福。10万、20万の隈取がどれも売約済になっていて、ご贔屓ってすごいですね。今月の松竹座『江戸唄情節』で、劇中劇として三津五郎・愛之助が踊った連獅子の隈取が出てたのが目を引きました。お弟子さんの解説によれば、三津五郎の親獅子は今と違う古風な隈を取ったのだとか。三津五郎の工夫だったそうです。ほぉ~。

 幕間終了間際に、澤瀉屋のお酒コーナーで「南部美人」のスパークリング梅酒を購入。だって、猿弥が声張り上げて懸命に売ってるんだもん。

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◇大喜利の演目は舞踊『石橋』。市川染五郎、尾上菊之助、中村勘太郎、市川海老蔵、尾上松緑。次代の歌舞伎を背負う面々による「五連獅子」の毛振り。爽やかで力強く、「復興支援」にふさわしい舞台でした。

◇最後に、迫本社長と坂田藤十郎がご挨拶。義援金は1000万円を超えたとのことです。

◇同じく公演に来ていた芝居友達と6人連れ立ってお食事。気ままなおしゃべりと美味しいご飯。

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 今月2度目の鱧!

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 穴子の土鍋ごはん! 穴子くずしてよそってくれます。

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 あ~、楽しかった。

2011-07-29

[日録]期末試験もハシゴ 7/27

7月27日(水)

◇非常勤ハシゴ2コマ。今日はどちらも期末試験です。

◇午前中の試験は履修者120人ほどの授業。時間前に試験本部に集合して説明を受けた後、試験監督補助の大学院生と教室へ。いつもと違う教室です。節電のためか、4台あるエアコンが2台しか動いてなくて、途中から教室内の気温が上がって学生が気の毒。こそっとエアコン稼働させちゃいました。
 試験の方は、あらゆる状況を想定して試験施行の手順が定められているので、とにかくマニュアルに従って淡々と進めます。監督補助の2人がテキパキ動いてくれて、回収した答案を教務へ提出して無事終了。答案は、担当者が採点する前に教務で一旦チェックするのですね。

◇午後の試験は履修者30人弱の授業。いつもの教室で、私一人で行う試験。マニュアルも特にありません。気楽ですが、全て自分の責任になるので、これはこれで気を遣います。遅刻者とか欠席者とか、不公平や手落ちのないように、すべてこちらの判断で処理しないといけません。
 欠席者が一人出ただけで、特にトラブルもなく、無事に終了。

◇毎週ランチタイムに慌ただしく移動してのハシゴもこれで終わり。気晴らしに寄り道したいところでしたが、学生の答案を抱えているので、まっすぐ帰還。

◇夜、一か月ぶりにジムで軽い筋トレとクロストレーナー30分。身体なまってます。授業のない間に鍛え直さないと。

◇TSUTAYAで映画DVD3本レンタル。

2011-07-28

[日録]成績処理の日 7/26

7月26日(火)

◇朝はちょっとのんびりして、昼から大学へ。

◇1学期の授業の出席データ確認、提出物のチェック、採点。7科目分あるので、かなり作業量が多いです。履修者は少なめなのですけれど。

◇今日のおやつは、昔懐かし「たまごアイス」。まだあるとは知りませんでした。大学生協のアイスの品揃えはコンビニと一味違っていて、楽しいです。

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◇明日は非常勤先をハシゴして期末試験実施という気を遣う仕事が待っているので、適当なところで切り上げることにしました。予定していた成績提出まで至りませんでしたが、残る作業は記載票への転記だけなので、まぁいいかな。時間に追われてバタバタやると、データを転記するだけの単純作業でもミスするのですよね。成績処理にミスは禁物です。

◇10~11月に松竹座で上演される韓国ミュージカル『美女はつらいの』の主演キャスト全員が発表されました。すでに、超新星のソンジェとKARAのギュリが目玉キャストとして発表されていたのですが、それに加えて、オ・マンソク、イ・ジョンヒョク、パダという実力派3人。うわぁ、やっぱり見に行かなくちゃ。キャスティング日程がどう出るのか、気になります。自分が行ける時に見たいキャストの組み合わせになる可能性は……かなり低いような気がします。う~ん。