20:00
東崇アートセンター・東崇ホール
S席 1階가ブロック2列1番 30,000W
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作:Michael Frayn
芸術監督:キム・オンラン/김옥랑
演出・翻訳:キム・ジョンソク/감종석
舞台監督:イ・ソンジン/이성진
出演:チョン・ヒョン/정현(俳優チャン・ヒョン=泥棒役)、ソン・ヨンチャン/송영창(俳優シム・ヨンチャン=フィリップ役)、アン・ソクファン/안석환(演出家ミン・ソクファン)、ソ・ヒョンチョル/서현철(俳優ノ・ヒョンチョル=ロジャー役)、ソ・イスク/서이숙(俳優カン・イスク=クラケット役)、パク・ホヨン/박호영(俳優コン・ホヨン=フラビア役)、キム・テイ/김태희(助監督ピョ・テイ)、キム・クァンドク/김광덕(俳優メン・クァンドク=ビッキー役)、イ・ファリョン/이화룡(舞台監督ソ・ファリョン)
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先日の舞台が面白かったのと、聞き取れないセリフがあるのが悔しいのとで2度目の観劇。窓口で例によって「STAFF」証を受け取って入場。前回は気づかなかったが、これを首にかけてればチケット買わなくても入れるのでは……。
開演5分前、映画俳優のファン・ジョンミン(황정민)が入ってきて、中央やや後ろ寄りの席に着席。スクリーンで見る通りの普通のおにーさん。でも、身のこなしが軽そうな所が俳優っぽい。周囲からのサイン攻めに気軽に応じる姿に人柄の良さがにじみ出ていて好印象だった。
今回の席は最前列やや下手寄り。セリフを聞き取るために最前列、演出家役の芝居を見るために下手寄り。ドレスリハーサルをチェックする演出家(アン・ソクファン)の席という設定で、舞台下手すぐ下に机と椅子があるのだ。この選択は大正解で、セリフはよく聞き取れるし、アン・ソクファンは目の前で芝居してくれて、2つ隣の席に腰掛けるし。隣でなかったのが残念。
先に書いたように、この芝居、同じ劇中劇が3度繰り返される。今回はその構成を知ったうえで見ているため、3幕(3度目の劇中劇)が始まった所で、もう一度見るのかぁとちょっとうんざり気味になった。その瞬間、ドアが開いて足を引きずりながら(これが舞台裏のトラブルを暗示している)登場するクラケット夫人(ソ・イスク)に爆笑。よく出来た芝居である。
この日は、偶然なのだがうちの大学ともう一つ別の大学の学生が団体で観劇しており、終演後に(本物の)演出家キム・ジョンソク氏と俳優(チョンヒョン、キム・テイ、キム・クァンドク、ソ・ヒョンチョル)とのトークイベントがあった。顔見知りの先生に声をかけて、私も参加。学生たちからの質問に主に答えたのは演出家で、短い時間ながら自身の作品論、役者論、コメディ論を披露。コメディはテンポが重要なので3回繰り返される劇中劇はそれぞれ違うテンポに調整してある、とのこと。なるほど。この作品を選んだ理由に「俳優がよく見えるような作品を選んだ」、この作品の一言紹介として「祝祭」と答えていたのが印象に残った。
2006-05-04
[演劇]ノイズ・オフ/NOISES OFF
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