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CGV江辺7館
J列8番 5,000W(前売イベント2,000W割引)
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脚本:リュ・スンワン/류성완
出演:チョン・ドゥホン/정두홍、リュ・スンワン/류승완、イ・ボムス/이범수
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ソウルで刑事をしていたテス(チョン・ドゥホン)は、少年時代の友達ワンジェが死んだと聞き、十数年ぶりに故郷オンソンを訪れ、当時の仲間だったピルホ(イ・ボムス)、ソクファン(リュ・スンワン)らと再会する。ワンジェの死に疑問を持ったテスはソクファンと二人組で調査を開始するが……。
全編にわたって繰り広げられるリアルなアクションシーン(CGを採用せず、すべて俳優が演じているという)が話題になっているが、ストーリーは「チング」に通じ、映像は暖色系のレトロな色彩を基調としながらスタイリッシュ。韓国好みの伝統的な情緒と現代人好みの感覚がうまくマッチしている。リュ・スンワンが脚本・監督・俳優・制作に携わった、リュ・スンワン監督ワールド。
アクション場面を見ながら「これって歌舞伎の殺陣に通じるなぁ」と思っていたら、チラシに「アクション活劇 純度100%のタチマワリ(다찌마와리)アクションがここにある!」とあった。リュ・スンワン監督のフィルモグラフィーを見ると「タチマワ Lee」(2000)という作品があり、是非見てみたいもの。チラシにはさらに「韓国を越えて世界へ! ソウルアクションスクール共同制作 ハリウッド、香港、日本にはない我々のスタイル!」とあり、確かにこの作品は韓国型アクション映画のひとつの到達点であろう。個人的に「暴力物」「男の友情物」は好みでないのだが、再見したい作品。
なお、舞台となる「オンソン」は架空の町。冒頭、故郷に戻って来たテスが「オンソン駅」前に立つシーンはチョチウォン駅で撮影し、CGで駅名を変えたという。
2006-06-02
[映画]相棒/짝패
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