まだ少し先の公演ですが、ちょっと面白そうなので。
記事本文に出てくる「UCC」とは「User Created Contents」。ネットユーザーが個人的に製作してネット上に公開するコンテンツを意味する言葉で、主に動画コンテンツを指しています。日本では「CGM(Consumer Generated Media)」という語の方が一般的でしょうか。
◆平凡な会社員たちの「特別」を描いたミュージカル『6時退勤』
ニュースカルチャー 2010.09.10
へファ洞ロータリー(혜화동 로터리)に位置する創作劇専用劇場「木と水(나무와 물)」が開館7周年を記念して、創作ミュージカル『6時退勤(6시 퇴근)』(演出パク・チョンウ/박종우)を準備している。この10月1日から上演される創作ミュージカル『6時退勤』は、平凡な会社員たちの特別なバンド活動を描いたミュージカルだ。
作品は、9時に出勤し、6時に退勤する平凡な会社員であるジン・ドンジェ(진동제)と営業マーケティング部の人々を中心に物語が繰り広げられる。新製品発売に合わせて営業実績を引き上げなければならない営業マーケティング部は、部署メンバーの中に過去バンド活動経験がある者がいることを知り、バンドを結成してUCCを製作することにする。
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ミュージカル『6時退勤』は、バンド活動を通じて自分の中に隠されていた情熱を見つける過程を見せてくれる。実際に社会人バンドとして活動する人々の話を率直に取り入れ、社会人が抱える悩みや希望を語る。また、雇用不安に辛い思いをする会社員たちの姿まで描き、職場生活においてよりよい環境とは何であるかも考えさせる。
バンドの物語を中心とした作品だけに、『6時退勤』には、ロックバンド「Nevada#51(네바다51)」が直接出演、ドラマ『思春期(사춘기)』を通して青少年俳優として活躍し、ロックバンド「ヤダ(야다)」のボーカルだったチャン・ドクス(장덕수)がイ・ジョンギ(이종기)役で出演、俳優たちが直接演奏するバンドミュージカルを完成した。
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会社員たちが業務の一環としてバンドを結成してUCCの製作を目指す、という設定が面白いですね。現代的だし、リアルだし。このアイディアだけで「観てみたい!」という気になります。
ロックミュージカルでしょうから、曲が良ければノリノリの舞台になりそうです。
劇場「木と水」は、数多くある大学路の小劇場の中でも、渋めの公演が多い劇場です。アングラっぽい良い劇場なんですよね、これが。160席ぐらい。
以前、ここでミュージカル『どん底(밑바닥에서)』を見ましたが、圧倒的な歌唱力を持つ俳優たちによる力強い舞台で、強く印象に残ってます。劇団実験劇場(실험극장)の2005年『エクウス』はここでした。
ま、貸小屋ですから、いろんな劇団がいろんな公演やってるのですけれど。
『6時退勤』の公演は10月1日~来年1月2日まで。3ヶ月やってくれるなら、観るチャンスがありそうです。
ミュージカル「6時退勤」は、タイトルからして、おもしろそう!俳優たちが直接楽器を演奏するミュージカルなら、曲がよければ、とってももりあがりそうですね!次回ソウルへ行ったときに、ぜひみてみたいです~。いつも、楽しいステージ情報をありがとうございます!
返信削除くみねこさん
返信削除面白そうですよねぇ、『6時退勤』。
大学路の創作物は、若い俳優の身の丈にあった作品がやはり出来がいいと思ってます。ミュージカルだったら『洗濯』『スペシャルレター』、演劇だったら『5月には結婚するわ』など。
この作品も同じタイプになると思うので、期待してます。
しかも、役者が生演奏するミュージカル。
楽しみです。(o^-^o)