◆『オオカミの誘惑』、ジュークボックス・ミュージカルとして海外進出
ヘラルド経済 2011.05.20
ミュージカルも「韓流」という夢に一歩ずつ近づいている。
ミュージカル製作者たちは小説やドラマ、映画など実績のある原作を基にした作品を土台に国内外の市場を同時に狙っている。
カン・ドンウォン〈강동원〉主演の映画『オオカミの誘惑〈늑대의 유혹〉』がジュークボックス・ミュージカルとして生まれ変わる。製作会社PMCプロダクション〈PMC프러덕션〉は「クィヨニ〈귀여니〉の小説を原作として200万人の観客を集めた映画『オオカミの誘惑』を7月12日からソウル・コーエックスアーティウム現代アートホール〈코엑스아티움현대아트홀〉の舞台にかける」と、20日明らかにした。今回の作品は、HOT、SES、GOD等、第1世代韓流アイドルのヒット曲を劇と結合させる一種の「ジュークボックス・ミュージカル」だ。
ミュージカル『オオカミの誘惑』の海外進出は、創作劇でない実績のある原作と、K-POPが地固めした韓流市場での底力とを結合した形態だ。この作品の他にも、小説(お母さんをお願い〈엄마를 부탁해〉)を始め、ドラマ(幻想のカップル〈환상의 커플〉、パリの恋人〈파리의 연인〉、美男<イケメン>ですね〈미남이시네요〉、私の名前はキム・サムスン〈내이름은 김삼순〉)、映画(過速スキャンダル〈과속스캔들〉、共同警備区域〈공동경비구역〉)等、多様な原作がミュージカルとして製作されている。
製作者の立場からは、海外市場の門を叩く段階で無理に創作劇にこだわるより、実績のある原作を活用して失敗の可能性を最小限にしたいという戦略だ。ここに、スターパワー、馴染みの音楽が合わされば、国産ミュージカルが韓流市場で通用しない理由がないからだ。
ウォン・ジョンウォン〈원종원〉ミュージカル評論家は「これまで多様な実験が登場したが、俳優に重きを置いたり大規模な投資が行われながら、完成度の面で充実していない場合が多かった」とし、「知名度の高い作品で海外市場を打診するのも賢い戦略」と説明している。
ミュージカルも「韓流」という夢に一歩ずつ近づいている。
ミュージカル製作者たちは小説やドラマ、映画など実績のある原作を基にした作品を土台に国内外の市場を同時に狙っている。
カン・ドンウォン〈강동원〉主演の映画『オオカミの誘惑〈늑대의 유혹〉』がジュークボックス・ミュージカルとして生まれ変わる。製作会社PMCプロダクション〈PMC프러덕션〉は「クィヨニ〈귀여니〉の小説を原作として200万人の観客を集めた映画『オオカミの誘惑』を7月12日からソウル・コーエックスアーティウム現代アートホール〈코엑스아티움현대아트홀〉の舞台にかける」と、20日明らかにした。今回の作品は、HOT、SES、GOD等、第1世代韓流アイドルのヒット曲を劇と結合させる一種の「ジュークボックス・ミュージカル」だ。
ミュージカル『オオカミの誘惑』の海外進出は、創作劇でない実績のある原作と、K-POPが地固めした韓流市場での底力とを結合した形態だ。この作品の他にも、小説(お母さんをお願い〈엄마를 부탁해〉)を始め、ドラマ(幻想のカップル〈환상의 커플〉、パリの恋人〈파리의 연인〉、美男<イケメン>ですね〈미남이시네요〉、私の名前はキム・サムスン〈내이름은 김삼순〉)、映画(過速スキャンダル〈과속스캔들〉、共同警備区域〈공동경비구역〉)等、多様な原作がミュージカルとして製作されている。
製作者の立場からは、海外市場の門を叩く段階で無理に創作劇にこだわるより、実績のある原作を活用して失敗の可能性を最小限にしたいという戦略だ。ここに、スターパワー、馴染みの音楽が合わされば、国産ミュージカルが韓流市場で通用しない理由がないからだ。
ウォン・ジョンウォン〈원종원〉ミュージカル評論家は「これまで多様な実験が登場したが、俳優に重きを置いたり大規模な投資が行われながら、完成度の面で充実していない場合が多かった」とし、「知名度の高い作品で海外市場を打診するのも賢い戦略」と説明している。
HOT、SES、GODあたりのK-POPを使ったジュークボックス・ミュージカルというのは、音楽だけでも充分面白いですよね。しかも、カン・ドンウォン主演映画の舞台化ですから、舞台の主役も華のあるアイドルが起用される可能性が高いと思われます。楽しみな作品になりそうです。
日本公演が実現するなら、ぜひ見てみたい舞台です。
ミュージカルで海外進出というのは、韓国ミュージカル界の悲願です。これまでは、創作ミュージカルをブロードウェイで、という夢にチャレンジし続けていました。しかし、それは並大抵のことではないのでして。韓国人の情緒や韓国の歴史を踏まえた創作物がニューヨークの観客に掛け値なしの高評価で受け入れられる……というのは、まぁ、正直ちょっとありそうにないと思われます。
それでも、韓国的な創作物でニューヨークを目指すプロデューサーや演出家は後を絶ちませんけれど。
一方で、ブロードウェイへの憧れを一旦捨てて、とにかく海外市場で成功することに目標を定める動きが近年顕著になってきました。内外でヒットしたコンテンツで韓流スターを起用し、韓流ブームに乗ってアジアで韓国ミュージカルをヒットさせよう、という新たな動きです。
記事に名前が上がってませんけれど、来月京都南座で上演されるミュージカル『宮〈궁〉』もこの系列の作品です。同名の漫画を原作としたドラマを元にしたミュージカルで、韓国では東方神起〈동방신기〉のユノユノ〈유노윤호〉を起用して大きな話題となり、この度めでたく日本に進出したもの。ここまでは成功していると言えるでしょう。
ミュージカル『オオカミの誘惑』は、こちらの路線を徹底して製作されてる作品なのですね。
こうした作品、目論見通りに海外へ進出して成功を収めることができるのかどうか。今後の韓国ミュージカルの海外進出の成否は、来月幕を開ける南座の『宮』の興行成績と舞台の評価が左右するのかもしれません。
30日に発表になりましたね~
返信削除ユノと同じ事務所、SMエンターテイメントの
super juniorのリョウクがミュージカル俳優のチャン・ヒョンドクとソン・ドゥソプとトリプルキャスト、
および ヘウォン役はアイドルグループ「ZE:A(ゼア)」のパク・ヒョンシク。
ソウル三成洞COEXアーティウム現代アートホールで7月12日~10月3日まで公演ということです。
airinさん
返信削除情報ありがとうございます。
スジュのリョウク、と発表された瞬間から、ブログのアクセスが跳ね上がりました。すごいですねぇ。
開幕間近の方に公演情報を載せました。
この公演、チケットの販売方法が話題になってますが、インターパークでは9日にオープンのようです。