2011-05-12

[日録]日々の糧 5/10

5月10日(火)

◇本務校にて、午前1コマ、午後2コマの授業。

◇駅ビルのベーカリーで買う昼食用のパン、4日目にしてもう飽きました。毎回全く同じものを買ってる自分が悪いのですが、カロリーとか栄養バランスとか考えると、意外に選択肢がないのですよねぇ。何か対策を講じねば。

◇特別公開! 研究室のワタシの机の引き出し!

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◇夕方から、高校の同窓会が主催している月例の懇親会に出席しました。毎回OB・OGのどなたかがスピーカーとなり、食事しながらお話を伺うという会です。毎月ご案内をいただきつつ、もう何年もご無沙汰していたのですが、今回のスピーカーは元海上自衛官の落合畯先輩、テーマは「自衛隊災害派遣活動」ということで、これはぜひ聞いておきたいと数年間の不義理に頬被りをして出向きました。落合先輩、水泳部の大先輩でもあり、OB・OG会会長を引き受けて下さってます。(あれ?現在も会長さんですよね?)

 すでに海上自衛隊を退官なさっているので、今回の東日本震災と原発事故のための災害派遣には直接携わられていないのですが、自衛隊の災害派遣の任務内容・位置づけ・実績、過去の大災害における災害派遣の実情、東日本大震災における災害派遣の特徴などを、ご自身の経験をもとに具体的に語ってくださいました。

 そもそも自衛隊の災害派遣は今回のような大災害の時ばかり注目されますが、豪雨・豪雪・台風・地震などにより年間700回前後派遣されているのだそうで、日本は自然災害大国なのだなぁと改めて思ったり。
 今回の災害派遣は、何と言っても過去の例と比べものにならないほど大規模であるという点が特徴で、10万人の自衛官が派遣されており、24万人体制の通常任務との兼ね合いが難しくなっている、とか。
 ご自身が突発的な災害に対応することになった時に旨としたことは「初動全力」(不測の事態への最初の対応は全力で行うこと)だった、とか。

 いや~、勉強になりました。自衛隊の活動については各種報道でも伝わっていますが、やはり現場にいらした方の言葉の重みは別物です。
 ちょっと無理しての参加で、体力的には辛かったのですが、精神的に充実しました。行ってよかった、お話伺えて有難かったです。

2 件のコメント:

  1. 息子が震災の報道見ていて
    「世界中で唯一殺した人より助けた人が多い軍隊だな」
    と言ってました
    平和利用だけであってくれますようにと祈りました

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  2. rinrinさん
     実際に災害派遣に行かれた方のお話、頭が下がりました。
     そもそもが国民を守ることを旨とする組織のはずなので、人殺しでなく人助けの場で活躍してほしいですね。

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