・タロクッパプ
11月7日(日)のお昼。、韓国人PDさんと明洞で待ち合わせて、PDさん行きつけの店へ。
最初は有名な「明洞餃子(명동교자)」へ行くつもりだったのですが、店の前に長蛇の列ができていて、急遽予定変更。明洞餃子1号店(本店じゃない方)の隣の隣、タロクッパプのお店へ行きました。「ただのカルグクスにどうしてあんなに並ぶの~」「ホントにねぇ」なんて言いながら。並んでるお客さん、ほとんど韓国人だったんですよね。最近TVで紹介されたりしたのかな。
さて、予定変更してのタロクッパプ、これです。

タロクッパプ(따로국밥)は、ご飯とスープが別々に(따로)出てくるクッパプ(국밥、いわゆるクッパ)を指します。自分でスープにご飯を入れて食べます。スープは牛肉出汁です。
これ美味しかった! 朝食抜きでお腹空いていたせいもありますが、あっという間にご飯とスープを完食しました。一人前7,000W。私は払ってないけどね。
お店の名前は「タロチプ ソコギクッパプ(따로집 소고기국밥)」。一人でも入れますが、混雑時は相席になると思います。そのおつもりでお出かけください。
古びた小さなお店なので、入るのにやや躊躇するかも。店の前まで行って、「う~ん、ここはちょっと……」と思ったら、隣の隣、明洞餃子へ行きましょう。
その後カフェでコーヒー飲んで、ケーキ食べたんですが、写真撮り忘れました……。コーヒーとケーキは私のおごり。
・チムダック
11月7日(日)、明洞芸術劇場で『シラノ・ド・ベルジュラック』を見た後、ソウル女子大時代の教え子たちと会いました。私の場合、ソウルに数日滞在していても、明洞に来る機会は少ないのですが、今回は私の観劇スケジュールに合わせてもらって、昼も夜も明洞でご飯。ちょっと珍しいパターンです。
「先生、何か召し上がりたいものは……?」「何でもいいよ~」
ということで、教え子たちが考えていたチムダックのお店へ行くことに。教え子3人+私の4人連れ。

「ポンチュチムダック(凰雛찜닭)」のチムダックです。チムダックは直訳すれば、蒸し鶏。鶏肉と野菜を蒸して甘辛の醤油ダレを絡めたものなので、日本人には親しみやすい味ですね。
元はアンドン(안동、安東)の伝統的な料理ですが、韓国では2000年頃から急に流行りだし、全国にチェーン店が広がりました。すっかり定着して、ソウルの繁華街には「凰雛チムダック」「アンドンチムダック(안동찜닭)」等々、チムダックのチェーン店が必ずあります。

このお店のチムダックは大・中・小とあって、どのサイズを頼んだか不明。教え子たちのおごりだったので。大3万W、中2万4000W、小2万Wですが、同じチェーンでも店によって値段が違うようです。辛いのと辛くないのと選べたので、辛いのを頼みました。ご飯は別途1,000W。
旅行者には縁がないかもしれませんが、チムダックって自宅に配達してもらうことができまして、テグにいた時、学生が家に遊びに来ることになると注文してました。当時の流行りものでしたから。なので、私にとっては思い出深い料理。今回、教え子たちと一緒に食べることができて、懐かしく嬉しい夕食でした。
・カベドゥリム
チムダックの後、カフェへ。教え子たちのお勧めで、まだチェーンが少ないけれど、これからきっと増えるはず、というお店。

イビスアンバサダーの1階にある「カベドゥリム(가배두림、珈琲豆林)」。ビルの奥の方で、外からカフェがあると分かりにくいので、落ち着いた雰囲気の穴場です。
コーヒーもケーキも美味しかった。教え子たちのおごりなので、値段、全く分かりません。
普通、ご飯食べた後でお茶、というような場合、ご飯をおごってもらったらお茶をおごり返す、というのが韓国人の支払い方法です。私も韓国では必ずそうしてます。食事は言われるままご馳走になって、その後のお茶代を負担する。
ところが、今回、教え子たちが私に一文も(韓国語では한 푼도)払わせてくれませんでした。
3人が皆、しっかり仕事して稼いでいるお陰、有り難くご馳走になりました。
長くなっちゃったので、最終日のキムパプ、ケランラミョン、機内食、第四弾にしますね。
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恒例!ソウルのご飯2
ですよねぇ~
返信削除食事の後は甘いもの 別腹、ベツバラ~
キムパプ、ケランラミョンも大好きです(笑)
nekoさん
返信削除キムパプ、ケランラミョンもそろそろアップしますね。
お楽しみに。(o^-^o)