昨日、大学の講義の後、都立中央図書館へ立ち寄って、企画展「電子書籍を体験しよう!」を覗いてきました。
その場で電子書籍が体験できるコーナーという感じで、わざわざ出向くほどの展示ではありません。ただ、電子書籍端末として、Sony の Reader、Apple の iPad、Amazon の Kindle(DX、3)を直接触って、それぞれで同じタイトルの書籍を読んでみることができるのがよかったです。
個人的な感想としては、Reader はタッチの感度が今一つで操作性に難あり(私だけかもしれません)、iPad はカラーのディスプレイが美しいけど、読書するにはサイズが大きい、Kindle DX は読書向きだけどやはり大きい、Kindle3 は文字情報主体の読書には最適。
ということで、自分が買うとしたら Kindle3 かなぁ。
この展示と同時に、電子書籍のモニターも始まりましたね。早速「電子書籍」を「借出」してみました。いろいろ試してみたいので、書籍(文章のみ)、浮世絵(画像)、韓国語教材(音声付)の3冊。
書籍はWBOOKビューワという専用ビューワーをダウンロードしてPCで読む形。画像はPDFファイル。音声はリアルプレーヤーで再生。どれも Google Chrome ではうまく動かなくて、Internet Explore を立ち上げました。
一度に借り出せるのは3冊まで、期限は2日。貸出中の本は予約もできます。借り出した本は、2日後(借出日を含めて3日目)自動的に「返却」されるとのこと。
借り出せる「電子書籍」は全部で1,000コンテンツ。正直、コンテンツはそれほど魅力なく、電子書籍の使い勝手も今ひとつです。でも、せっかくの機会ですから、あれこれ借り出して試してみようと思ってます。
余談です。
専用のWBOOKビューワがYBMの製品で、驚きました。韓国のYBM Sisa(시사、時事)、英語や日本語などの外国語専門学校を経営している会社です。YBMが電子書籍ビューワー作ってることは、あぁ、なるほどね、と思うのですが、それを都立中央図書館が採用してることには驚きました。
仕事の合間にアクセスしてみたのだけど、
返信削除なぜか借り出しができない。
トラブル解消している時間がなかったので、
いまだ借り出せずにいるんです。
ラインナップに魅力が乏しいのは同感。著作権関係でなんでもというわけにはいかないのだろうなあとは推測がつきますが…。
pyokoさん
返信削除あれ?どうしてでしょうね。Internet Explore 使ってます? Fire Fox には対応してないってどこかに書いてあったような。Google Chrome は、借り出しはできるけど、読めないです。
今ログインしてみたら、「貸出日2010-11-23、返却日2010-11-25」となってたのに、もう借り出してる図書のデータがなくなってました。
「2010-11-25」だから25日いっぱい借りられるのだと思ってたけど(リアル本の図書館ならそうですよね、閉館時間または翌日開館時間まで)、きっちり48時間なのかなぁ……。
先ほど、仕事が一段落したので再アクセスしてみたら、あっさり動き借りられました。
返信削除浮世絵をこまかいところまで存分に見られるのはいいね。実物借り出したとしても気を使って、そうそういじれないものね。
ページめくりの音はいらないよなあと思った。最初に音が出たときはボリュームがあがっていたので、ちょっとビックリしちゃった。
字が好きなように大きくなるのは、老眼にやさしいので好きです。
pyokoさん
返信削除うんうん、浮世絵はいいですねぇ。じっくり見られて。
やはりオリジナルコンテンツに勝るものはないです。
ページめくりはどのリーダーでも凝って作るようですが、読む側からすれば不要ですよね。グラフィックもサウンドも。
期限が来ると自動的に返却されちゃうのが気に入ってます。うっかり返し忘れがなくて済むので。必要ならまた借りればよいしね。