19:30
慶熙大学校平和の殿堂
S席B列66番 96,000W(早期予約20%割引)
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宝塚歌劇団星組による「ベルサイユのばら」と「ソウル・オブ・シバ」。日本ではチケット取るのが大変という「ベルばら」だが、こちらでの入りは8割程度。幕開きを知らせるトップ・湖月わたるによるアナウンスが、何と韓国語なのに、まずびっくり。
「ベルばら」見るのは初めてで、漫画も読んでないのだが、それはそれとして楽しめる内容。何より、一糸乱れぬ踊りの技術に、寸分狂わぬ居所の確かさ、さすが宝塚の舞台である。一方、マリー・アントワネットは「王妃」なのか「女王」なのか、「私の心は生きながら屍」って心が屍になれるのか、脚本には若干の疑問も。
「ソウル・オブ・シバ」では歌詞とセリフの一部を韓国語で。「불고기 먹어(プルコギ、食べなさい)」のセリフは笑えた。「すみれの花咲く頃」と「アリラン」のメロディを取り入れて、韓国公演のために新たに編曲した曲もあり。ダンスのレベルだけなら、ミュージカル全盛の韓国も負けていないが、振付のバラエティは長年の実績で豊富なレパートリーを持つ宝塚ならでは。
大階段のフィナーレもお約束通り、宝塚はやはり宝塚である。
最後の、湖月わたるの挨拶はすべて韓国語。時々つっかえながらも一生懸命練習した韓国語でお客さんに挨拶しようとするトップの姿に客席は大喜び。宝塚のプロ意識の高さが際立った公演だった。
「私の心は生きながらの屍」フェルゼンに思いがあるのに、逢うことも出来ない。心の中はいつもフェルゼンのことばかり。その気持ちを抑えながら生きている私の心は死んでいるも同然。今の人の演技はどうなのかさっぱりわかりませんが昔は好きだったので観ています。オスカル編の方が好きですが・・・その国の言葉でのアナウンス、最後の挨拶は昔から海外公演の定番です。「愛あればこそ」の歌は大好き。
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