2005-11-14

[演劇]ラブレター/러브레터

18:30
漢陽レパートリーシアター
A列5番 30000W
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脚本:A.R.Gurney

演出:チェ・ヒョンイン/최형인
企画:キム・ソングン/김성근
出演:イム・ユヨン/임유영、ソル・ギョング/설경구
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 「ソル・ギョング祭」最終回。最後の出演に思うところがあったのか、ソル・ギョングの感情移入はこれまで見た5回の公演の中で最も激しかった。途中何度か嗚咽を堪えるためにかなり長い間があいたほど。この真実味あふれる感情移入がソル・ギョングの長所であると同時に、弱点でもある。役者である以上、涙も演技で見せてほしいもの。
たとえ撮り直しや編集がきく映画であっても。役になりきることと感情移入することは同じではない。気持ちを静めようとコップの水に手を伸ばす人物は、アンディでなく、ソル・ギョングだった。
 この後は次作の映画撮影の準備に入るそうで、当分はまた映画の世界で活動するのだろうが、良い脚本を選んで、良い演技をしてほしい。



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