アルコ芸術劇場は古くから大学路を代表する劇場。大学路芸術劇場は最近できた、良い芝居をかけている劇場。この二つの劇場の運営母体が一つになるということのようですが、どんなふうになってゆくか、お手並み拝見ですね。
◆アルコ芸術劇場-大学路芸術劇場、統合
フィナンシャルニュース 2010.07.01
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アルコ芸術劇場(아르코예술극장)と大学路芸術劇場(대학로예술극장)を統合し、財団法人として来る16日に公式に発足する韓国公演芸術センター(국공연예술센터)(理事長チェ・チリム/최치림)がこれにより力を発揮して前に立つ。
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二つの劇場の統合で、全体として1500席規模の空間を確保した韓国公演芸術センターは、今後5つの基準にもとづいて劇場を運営する。次世代公演芸術家の発掘、新しい概念の公演芸術作品の育成、テーマ別公演企画システム運営、持続可能な公演の活性化、国内外公共機関との交流及びパートナーシップ構築が、それだ。
アルコ芸術劇場は舞踊中心の劇場として、大学路芸術劇場は演劇中心で運営する。
キム・ヨンス(김영수)事務所長は、「法人として独立したが、貸館料収益を一度に増やす計画はない」と述べ、「芸術団体などと協議して、適切な水準を折衝し、貸館料を払わなくてもよい企画公演も着実にに支援するつもり」と紹介した。
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劇場運営の5つの指針、面白いですね。「次世代公演芸術家」とか「新しい概念の公演芸術作品」とか。グローバルな21世紀型公演、とか出来ちゃいそうです。
「持続可能な公演活性化(지속가능한 공연 활성화)」というのも、よく分かりません。具体的にどういうプランを描いているのかな。
アルコ芸術劇場は大小二つの劇場があるのですが、両方とも舞踊中心にしてしまうのでしょうか。ちょっともったいない。
韓国公演芸術センターの今後の動きに注目しないと。
詰まるところ、各劇場でどんなラインナップのプログラムが組まれるか、で評価が決まるのだと思うのですけれど。
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