この『ボインボイン』のあらすじを日本語訳してみたところ、「これは、Boeing Boeingのようですね」「『ボーイング・ボーイング』はトニー・カーティスとジェリー・ルイスのアメリカ映画がありましたね。原作はマルク・カモレッティの舞台劇(フランス)」と、いろいろな方々から教えていただきまして。
(くろさん、阿青さん、ありがとうございます。m(_ _)m)
自分でも調べてみたら、マルク・カモレッティの『ボーイング・ボーイング』の韓国版翻案らしいと判明。
公演情報をよーく確認してみると、小さな文字で「作:マルコ・カブレディ(마르꼬까블레디)」ってクレジットしてありました。
そんなわけで、この作品、上記リンクで概要が分かりますし、映画で予習することもできますし、上演時間90分、公演回数も多く、気軽に見られる楽しいオススメ公演ってことで、韓国版のあらすじをご紹介したいと思います。
以下、インターパークの公演情報に載る「シノプシス」の日本語訳です。
ソンギ(성기)の田園住宅!(主人公の名前からしておかしい、クック)
ソンギの友人スンソン(순성)が訪ねて来る。自分の婚約者イス(이수)をスンソンに紹介するソンギ。ところが、イスが飛行機の時間に合わせて家を出るや、実は自分には全部で3人の婚約者がいるという事実を話す。
3人の婚約者はすべて別の航空会社に勤務するスチュワーデスで、彼女たちのフライトスケジュールを確認し、時間表を作成して、絶対婚約者たちが鉢合わせすることのないようにしていると言うのだ。家政婦オッキ(옥희)は、ソンギの時間表に合わせて、2番目の婚約者チス(지수)を迎えるため忙しそうにしている。
時間表通り、正確な時間に到着したチス。ソンギは別の婚約者たちの電話と手紙のせいでチスの疑いを招き、慌てて昼食をとって、チスを見送りに外出する。
その間に、予定より早く到着したヘス(혜수)がスンソンをソンギと勘違いしてキスを浴びせる。
彼女は自分の間違いに腹を立てながら部屋へ入って行き、ソンギは台風でフライトスケジュールが変更になったチスを連れてまた家に戻って来る。当惑するスンソンは、ソンギとチスを外出させようとするが、ソンギは様子を読み取れない。
スンソンはチスが寝室に行った間に状況を説明し、ソンギは苦しい説得の末、チスを郊外へ連れ出す。
この時、イスからソウルへ戻って来ると電話がかかって来る!とうとう3人の婚約者が一つの家に集まることになり......。
この先は蛇足です。
主人公の名前「성기」を韓国のDaumで検索すると、こんな画面が出てきちゃいます。
「"성기"は成人キーワードです」

「성기」は「性器」って漢字を当てられるのです。3人の婚約者を持つ女ったらしにふさわしい名前なんですね。
ソン・ギユン氏の名前を翻訳機にかけると、
返信削除やはりこの「日本語の成人キーワード」が出てきます。
ソンギ・ユンじゃないんだけどな~。
ご本人の知らないところでなんだか不憫です。
阿青さん
返信削除私もこの記事書きながら、アン・ソンギ(安聖基)先生ってそういうお名前だったのか~!と、軽い衝撃でした。(^-^;
学生時代の家庭教師の教え子、聖規クン、当時小学校高学年。
教科書に友達のいたずら書きがありました。(゚ー゚;