韓国の公演あらすじシリーズ第3弾!(シリーズ化?(゚ー゚;)
劇団チャイム(극단 차이무)の『老いた泥棒の話(늘근도둑 이야기)』のあらすじです。
演劇熱戦2(연극열전2)で大ヒットし、かなり長い間各地で公演していた作品ですので、ご覧になったことのある方も多いと思います。
現在の公演は、演劇熱戦から離れて、イ・サンウ(이상우)作、ミンボッキ(민복기)演出、劇団チャイムの製作という原点に帰っての上演という感じ。
ひとくせもふたくせもある俳優を揃えて、7月まで上演予定のようです。
公式のシノプシスはこんな感じ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
二人の老いた泥棒の老後対策のための最後の一稼ぎ!ところが、よりによって「あの方」の美術館に……!
大統領就任の特赦で釈放された二人の老いた泥棒が、人生最後の一稼ぎをするために侵入したその場所が、よりによって「あの方」の美術館であったとは……!
世界的な現代美術家たちの作品が所蔵されているその場所で、作品の価値が分かるはずもない二人の老いた泥棒は、あの方の金庫にだけ目をつける。金庫を前にしてひっきりなしにすったもんだと言い争っていた二人の老いた泥棒は、結局警備犬に捕まり、捜査官に引っぱられて行くことになってしまうが……ありもしない犯行の背後事情、あるわけもない思想的背景を明らかにしようとする捜査官と抱腹絶倒の弁明ばかりを並べたてる間抜けな二人の老いた泥棒の最強笑い対決。果してその結果は?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
二人の泥棒のやりとりや捜査官相手の悪あがきがこの上もなく可笑しいです。韓国語が全く分からないと、ちょっと苦しいかな。でも、時事ネタが混じって、韓国語が分かる人でもネタ元を知らないと意味の分からないセリフになってたりするんですよね。
韓国の役者は身体表現で見せてくれますから、役者の演技を楽しみたい方にはオススメです。
ちなみに、作者のイ・サンウは映画『小さな池 -1950年・ノグンリ虐殺事件-(작은 연못)』の脚本家でもあります。この映画、「真!韓国映画祭2011」のラインナップに入ってますので、東京では K's cinema で5月28日~6月17日まで上映されます。
『老いた泥棒の話』とは全く違った、実話ベースの悲しく切ない作品です。こちらも強力オススメです。
祝シリーズ化!!
返信削除有難いことです。
しかし、行きたくなりますが(笑)
『老いた泥棒の話』も『小さな池』も
友人からも熱烈なおすすめがあり
是非観たいのですが
韓国語を勉強しないとだめですね・・・
rinrinさん
返信削除『小さな池』、今回の映画祭上映で日本語字幕が付きましたから、またどこかで上映される機会もありそうな気がします。
DVDリリースしてほしいですねぇ。
『老いた泥棒の話』は、韓国語が分からないとキビシイですが、役者さんの演技が堪能できる芝居で、オススメです。
セリフがどのくらい分かると楽しめるかは、人によって違うんですよね。全然分からないのに楽しく見ちゃう人もいれば、かなり分かっていてもまだ分からないと悩む人もいるし。
楽しんじゃったもん勝ちでしょうか。ヽ(´▽`)/