・最後は気軽に楽しく見られる作品にしたかった。
・原作映画のおバカさ加減がとても好き。
・舞台の評判が良く、チケットもよく売れていた。
・新しい劇場を体験したかった。
・企業が接待に使ってる公演に関心があった。
・クローズ直前「Good bye! Elle Woods! 全席40%割引」だった。
期待に違わず、快適な客席で、お茶目な舞台を楽しめました。
『ブロンドが凄過ぎよ(금발이 너무해)』
3月7日(日)18時
コーエックス・アーティウム(코엑스 아티움)
R席・1階B区域131番 48,000W(40%off)
演出:チャン・ユジョン(장유정)
出演:キム・ジウ(김지우)、キム・ドヒョン(김도현)、チョン・スギョン(전수경)、キム・ヒョンムク(김형묵)、イ・ジュウォン(이주원)、他
第一幕、映画のストーリーそのままに、テンポよく展開していきます。あれよあれよ、という感じ。主人公エル・ウッズ(キム・ジウ)が結婚相手と思っていた彼氏に振られてハーヴァードのロースクールを目指すあたりまでは、キム・ジウの芝居が所々で品がなく性格悪く見えて、エルのキャラクターを作れてないように思えました。が、ロースクール入学後は、明るくてポジティブで可愛くセクシーに女の子の魅力全開、まさにエル・ウッズでした。よかった~。
ハーヴァード入学の場面で、ロースクールの学生たちが歌って踊るナンバー「ハーヴァード変奏曲(하버드 변주곡)」、サワリで「勉強が一番やさしかったよ(공부가 제일 쉬웠어요)」と歌ってました。これ、数年前にソウル大に首席合格した男子学生が書いた話題の本『勉強が最もやさしかったよ(공부가 가장 쉬웠어요)』を踏まえてるんですよね。このタイトルから「勉強が一番やさしかった」という文句が、一時期流行語になってたのです。うまい翻案だと思いました。
第二幕は、映画で綴られたエピソードが詰め込まれてます。ボールペン拾ったり、セクハラされたり。エメット(キム・ドヒョン)が見た目はぱっとしないのに、ストーリーの進行とともに声量豊かな歌いっぷりで素敵になっていくのは、演出だったのでしょうね。最後はとてもイイ男に見えました。
ネイルサロンのポーレット(チョン・スギョン)、彼氏の婚約者ヴィヴィアン(イ・ジュウォン)、エルの学生時代の女友達と、揃って歌がうまくて、聴きごたえアリ。
また、ポーレットと互いに惹かれ合ってる FedEex の宅配男性、靭やかな肉体を見せつけるダンスはそれだけで十分な見ものでした。セクシーなお尻が最高!

左から、エル、エメット、ポーレット、キャラハン、ヴィヴィアン。
映画で要所を締めてる女性教授ストロムウェルがカットされてたのが残念。あのキャラ好きなのに~。これはブロードウェイ版も同じなのでしょうか。
何はともあれ、エルが可愛くて、エメットがイイ男で、FedExのお尻がセクシーで、ボールペン拾い技がたっぷり見られて、満足の舞台。犬はチワワもブルドッグも本犬でした。
初体験のコーエックス・アーティウム、ゆったりした椅子が座り心地よく、飲み物持ち込み可でコーヒー飲みながら舞台を見られる、快適な劇場でした。ここまで4作品がすべて小劇場での観劇だったこともあり、天国で芝居見物しているような気分でした。しかも、48,000W!
これだから、ソウル通いはやめられません。カンナム(강남、江南)の劇場も楽しいです。

買っちゃっいました。エル愛用ピンクの羽ボールペン。
隣に置いたのは普通の4色ボールペンです。
0 件のコメント:
コメントを投稿