2011-02-10

2011年度「韓国映画の楽しみ」講座

 ちょこっとお知らせです。

 2010年度に続きまして、2011年度にも清泉女子大学の生涯学習講座で「韓国映画の楽しみ」という講座を担当いたします。
 元・居住者の視点から作品の背景にある文化や生活に触れながら韓国映画の楽しさをお伝えてしていきたいな、という講座です。
 春期全6回(4/16 5/7,14,28 6/4,18)、土曜の午前10時40分~12時10分です。

 講座内容はこんな感じです。

「韓国映画の楽しみ-日韓比較文化の視点から-」

 申し込み方法等は、清泉女子大学「ラファエラ・アカデミア」のサイトをご覧下さい。

 2010年度の秋期講座を受講された方は15名ほど。韓国映画大好きな皆さんで、毎回、和気藹々と楽しい雰囲気でした。
 最終回の後の打ち上げにもほとんどの方がご参加下さって、韓国料理店でランチしながら韓国に関する様々な話題で盛り上がりました。

 2010年度秋期講座で取り上げた作品は、『バンジージャンプする(번지점프를 하다)』、『王の男(왕의 남자)』、『箪笥(장화, 홍련)』、『カンナさん大成功です!(미녀는 괴로워、美女はつらいの)』、『ペパーミント・キャンディ(박하사탕、ハッカ飴)』、『牛の鈴音(워낭소리)』でした。

 『箪笥』の元になっている韓国の古典小説『薔花紅蓮伝(장화홍련전)』、『王の男』の原作『演劇 爾(연극 이)』、『ペパーミント・キャンディ』と同じ光州事件を扱った演劇『ちゃんぽん(짬뽕)』などのお話ができて、私としても楽しい講座でした。
 また、ドキュメンタリー『牛の鈴音』と関連して、長期の獄中生活を送った後に韓国で生活する「北のスパイ」を記録した『送還日記(송환、送還)』、ムーダン(=シャーマン、巫女)を見つめたドキュメンタリー『영매(霊媒)』をご紹介できたのも嬉しかったです。

 2011年度も、日本でも公開された人気作品、見る機会の限られた作品、昔の作品、韓国最新公開作、いろいろな作品をご紹介していく予定です。

4 件のコメント:

  1. 『執行者』をとりあげるんですね。チョ・ジェヒョン好きなので(といっても、ギドク作品しか知らないんですけど)、気になります。
    2009年にショーケースで上映された時、予定があわなくて観られなかったのでした。

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  2. いわいさん
     『執行者』は日本でDVDリリースされてないと思うので、どんなふうに取り上げるか未定なのですけれど。
     この作品は、2009年のショーケースで見ました。地味ながらも良い作品でした。結果的にはヒットしませんでしたけれど、商業的要素もしっかりあり。
     チョ・ジェヒョン、映画もいいけど、生の舞台も素晴らしいですよ~。5月下旬まで『たんぽぽ、風になって』というヒット作のアンコール公演やってます。
    …と悪魔が囁いてみたりする。ψ(`∇´)ψ

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  3. 今、春の講座を申し込んできました^^
    ��月が待ち遠しいです!

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  4. ��YU(dokidoki922)さん
     ありがとうございます。
     今年も楽しい講座にしたいと思ってます。o(*^▽^*)o
     

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