昨日、NHKのドキュメンタリー番組を見ました。「アジアンスマイル」という20分の短い番組です。
昨日放送分は、シンガポールのミュージカルの話と聞いたので見てみたのですが、面白かった~。タイトルは、「僕がタブーに挑む理由(わけ)-シンガポール-」。取材対象の若い男優ガザリ・ムザキール君(23歳)は、敬虔なイスラム教徒で、マイノリティであるマレー系。彼自身のシンガポール社会における在り方も興味深かったですし、彼が主役をつとめる舞台もとても面白そうでした。
シンガポールは兵役の義務があるんですね。番組で紹介されていた劇団「ワイルドライス」の「botak boys (丸坊主の新兵たち)」という公演は、兵役のための訓練生活を背景にゲイをテーマにしたミュージカルコメディ。放送された舞台の場面はごく一部でしたが、シンガポールで見てみたい、と思わせる魅力がありました。ゲイというタブーに挑む社会的なテーマ。シンガポールでは普遍性があり、日本人には目新しい、兵役訓練という設定。楽しい音楽、華やかな照明、コミカルな演出。英語で上演してるので、国外でも競争力ありそうです。
この劇団、来日公演してくれないかなぁ、と思ったりして。
自分がシンガポールまで見に行った方が話が早い?
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