2009-09-20

韓国演劇情報/09.09.19

 韓国演劇情報、この秋注目の舞台のご紹介です。




一人芝居「壁の中の妖精」
 スポーツ朝鮮 2009.09.17

 6月に池袋・あうるすぽっとで開催された「日韓演劇フェスティバル」で上演された韓国版「壁の中の妖精(벽속의 요정)」がソウルで上演されます。演じるのはもちろん、キム・ソンニョ(김성녀)。一人32役です。
 「日韓演劇フェスティバル」で見て、感動しました。韓国人観客がどんなふうに受け止めるのか、韓国でも見てみたい芝居です。

2009年9月19日(土)~27日(日)
芸術の殿堂 自由小劇場(예술의전당 자유소극장)
原作:福田善之
演出:ソン・ジンチェク(손진책)
出演:キム・ソンニョ(김성녀)


秋の舞台にお目見えするミステリー歴史劇
 聯合ニュース2009.09.17

 この秋、大学路で上演される演劇作品2本の紹介記事です。それぞれ韓国・日本の小説が原作で、殺人事件を取り巻くミステリー歴史劇。

 一つは、「誰が王の学者を殺したのか(누가 왕의 학사를 죽였나)」。イ・ジョンミョン(이정명)の小説『根の深い木(뿌리 깊은 나무)』が原作で、ハングルの創製を素材としたフィクション作品。ハングル公布直前の7日間に王宮で繰り広げられた血で血を洗う闘いを描いたスリラーとのこと。
 スピーディーな場面転換で連続殺人劇の緊張感が高められ、改革派と保守派の対立が強調される舞台だそうです。

 公演は、9月26日~10月11日まで、大学路・芸術劇場大劇場(예술극장 대극장)にて。

 これ、面白そうですねぇ。見てみたい。

 もう一つは、「羅生門(나생문)」。芥川龍之介「藪の中」をベースにした黒沢明監督の映画「羅生門」を舞台化したもの、って内容は説明する必要ないですね。
 この作品は、2003年に劇団ス(수、秀)」の旗揚げ公演作品として初めて上演され、その後もレパートリーとなっているものです。

 劇団スの旗揚げ公演、以前ソウルで見てるんですよね。面白かったです。
 当時の感想がブログ以前の日記HP内の 「ななの観劇メモ」 にあります。興味ある方はご覧下さいませ。

 公演は、9月25日~11月1日、ワンダースペース・トングラミ劇場(원더스페이스 동그라미극장 )にて。


☆関連記事
 [演劇]壁の中の妖精
 「ななの観劇メモ」(2003年6月12日)

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