円高、すごいですね。私自身は、円高の影響を直接に受けるような仕事はしてませんけど、それでも気になります。
それ以上に気になるのは、同時進行しているウォン安。
12日のレートは 100円=1502ウォン。昨年夏には 100円=750ウォン程度の円安・ウォン高だったのですから、その頃と現在とでウォンの価値は半減したってことですよね。
韓国の大学で仕事をしていた時、給与はウォン建て、ウォン払いでした。韓国で作った口座に自動振り込みされてました。2年間勤めた嶺南大学校でも、5年間勤めたソウル女子大学校でも、辞める際に退職金を受け取りました。これもウォン建て、ウォン払いで、韓国の口座へ自動振り込み。
2007年2月末、大学との契約満了を機に日本へ帰国することになった時、私の韓国の口座にはそれなりの金額のウォンがありました。そのほとんどを円に両替して日本の銀行口座に送金しました。2007年2月から7月の間、数回に分けて、です。両替レートは 100円=750~800ウォンでした。
韓国は日本と比べると金利が高く、定期預金の年利が4~5%でしたから、韓国の口座に残しておくという選択肢もあったのです。でも、日韓の金利差のメリットと為替変動のリスクを比べたら、リスクの方が大きそうだなぁ~と。当時のウォン高、なぜそんなに韓国ウォンが高いのか、私には根拠がよく分からなかったので。
今から思えば、ウォンが一番高い時期に両替してたわけで、ラッキーでした。ずっとウォンで持ってたら、退職金、半減してるとこでしたよ。危ない、危ない。
それでもまだいくらかのウォンを口座に残してあるのですが、これは韓国へ行った時にパッと使い切るしかないでしょうね。元々そのために残したのだから、ま、いいか。
以下、蛇足です。
韓国の金利がどのくらい高いかというと、つい先日(11日)こんな発表がありました。
韓国中央銀行の韓国銀行は11日、金融通過委員会の定例会議を開き、政策金利を現行4.00%から3.00%にすると発表した。金融市場や実物経済の最近状況が当初の予測より大幅悪化しているため、1.00%の利下げが必要と判断したとみられる。
韓国銀行は5.25%であった政策金利を、10月9日に0.25%、10月28日に0.75%、11月7日に0.25%づつ引き下げてきた。
政策金利3.00%は、2004年11月11日につけた史上最低値の2.25%より0.25%も低い水準である。通貨政策の基準を通貨量から政策金利に変更した1999年以降、政策金利が3.00%まで落ち込んだことはなかった。
(IBTimes 2008年12月11日 10:33更新)
先生!
返信削除ご無沙汰しております。ユニです。
久しぶりに除いてみたら、再開!!
円高・ウォン安で学費が2倍になりました。涙
風も冷たく、本当に冬ですね。風邪ひかないように気をつけてください。
先生と一緒に韓国料理食べに行きたいです☆
ユニさん
返信削除お久しぶり~。コメントありがとう。
ウォン安、韓国からの仕送りや韓国側の奨学金で勉強している人たちは大変ですよね。
学費・生活費が負担で、一旦休学して韓国へ帰った韓国人学生もいると聞きました(うちの学生じゃないですけど)。
また皆で集まって、忘年会か新年会やりましょう。よし、新大久保に行こう!