高矢禮のお弁当、美味しかったです。
←これがお弁当のパッケージ。なかなかお洒落です。
どの料理も使ってる素材自体が良いです。
メインの牛肉は香りも味もしっかりとしたお肉だし、ナムルの白舞茸は香り抜群、ジョンも材料の豆腐や海老の味がちゃんと生かされてます。
良い素材で、丁寧に作った料理の数々。味は若干日本人向けにアレンジされてますね。旨味が濃いめ。
また、現在の韓国料理の激辛イメージからすると、物足りなく感じる人もいるかもしれません。でも、「高矢禮」は唐辛子とニンニクがない時代に形作られた宮廷料理のお店ですから、それは仕方ないですね。イメージとしては、仁寺洞あたりの高級な韓定食と同種の料理です。
肝心のお値段ですが、2500円は高いと言えば高い。でもそれは幕の内弁当だから。同じメニューで同じ量の料理をお皿に盛ってレストランで出せば、「ちょっと贅沢、でもお得なランチ」として納得できるお値段です。
とにかく、美味しくてパクパク食べちゃいました。あっという間にペロリ。
←お弁当のメニュー。クリックすると拡大画像になります。料理内容を詳しく知りたい方はどうぞ。
ところで、このお弁当はネットで予約して、セブンイレブンに取りに行ったのですが、このこと自体がなかなか面白い体験でした。
まず、ネットで予約する際、画面上で商品を選んで、個数を指定するのですが……。プルダウン形式で表示される個数が「1個」から「24個」まであったのです。つまり、セブンイレブン側では、一度に15個、20個予約するお客さんを想定していたということです。これは驚きました。
私の想像では、このお弁当は、日頃から付き合いのあるヨン様ファンの人たちが数人集まって一緒に食べる、というふうに楽しむケースが多いのだろうと思ってました。代表者が3個とか6個とかを予約して、誰かの家に集まって、皆で(冬ソナのDVDでも見ながら)わいわい食べる、という感じ。でも、それなら一度の予約はせいぜい最大10個でしょう。
24個の予約って、どんな人がどんな目的でしてるのか、知りたいものです。
実際にお弁当を取りに行くと、コンビニの店員さんの接客態度がとても丁寧でした。商品の扱いも慎重。お弁当の箱を傾けないように、ぶつけないように、細心の注意を払って扱ってる様子がアリアリと見えます。きっとお店側からきっちり指導されてたのでしょうね。家へ帰ってお弁当を開けたら中身がぐちゃぐちゃになってた、なんてことになったら、ヨン様ファンからのクレーム必至ですものね。
さらに、バイトと思しき店員さんはお弁当と一緒にチラシを入れてくれました。わざわざレジから離れた所に置いてあるのを取りに行ったところを見ると、そうするように言われていたようです。「おせち」と「恵方巻」の予約の宣伝チラシでした。
高矢禮のお弁当の第1弾は、日頃コンビニを利用しない客層(40~60代女性)をコンビニに呼び寄せたという点でも注目されてました。第2弾では、すかさずその層を狙ってのプロモーションをやってるということなのでしょう。実際に効果あるのかな?
そして、もう一つ驚きの発見。ブログ本文に「ペ・ヨンジュン」の一語があるだけで、アクセス数が突然アップするのでした。「予約しちゃいました」 「受け取ってきます」 と記事を載せる度に「ペ・ヨンジュン」「ヨンジュン」「ヨン様」のキーワードで探し当てて来る方々が多数。ある程度予想できたこととはいえ、目の当たりにするとびっくりですね。
というわけで、高矢禮のお弁当、美味しくて、面白かったです。
これだけ楽しめれば、2500円は高くないです。
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