2008-12-19

仕事納めはいつ?

 今日は 古文書セミナー の年内最後の講座でした。
 このセミナーはくずし字読解の講座ですが、テキストとして五代目市川団十郎の『小倉百句』という小倉百人一首のパロディを読んでます。
 どんなパロディ句なのか、一つ例を挙げてみますね。



 年の関 行もかへるも 金の事



 蝉丸の「これやこの行も帰るも別てはしるもしらぬも逢坂の関」を踏まえた句です。掛取が行き来する江戸の町の年の瀬を詠んだもので、古今東西を問わず普遍的な内容の句ですが、特に今年は切実に感じられるような。



 さて、大学の講義、セミナー、原稿執筆、その他いろいろ、仕事によって仕事納めの日はバラバラです。
 資料の読み込みや原稿書きは曜日も時間も場所も問わずにできてしまう作業なので、大晦日の夜や元旦にベッドの上でパソコン打ってたりして、結局仕事納めも仕事始めもグズグズだったりします。あまりよいことではありませんよね。



 そんな訳で、来年はオンとオフをきっちり切り換えたいなぁと考えてます。来年の目標の一つです。
 とは言え、私の場合、仕事と趣味と娯楽の区別がつけにくい部分もあり、オンとオフの定義が難しいのですけれど。一案としては、収入が得られるならオン、得られないならオフ、でしょうか。でも、オフの趣味の延長で収入が発生することや、報酬ゼロでもオンとしてやらなければならないことがあったりするので、そう単純に割り切れません。



 とりあえず、今年の仕事納めは、



 大学の講義    すでに終了
 古文書セミナー  本日終了
 某原稿作成    12月27日(展望)
 某企画監修    12月26日(祈願中)
 諸々根回し    12月30日(予定)
 某企画対応    12月30日(希望)



と、こんな感じです。
 考えてみたら、旧正月を祝う韓国は年末年始も元日以外は通常業務です。なので、韓国絡みの仕事では、大晦日にも連絡業務が発生する可能性が高いのでした。
 ぐろーばりずむ、ってのでしょうか。



 そう言えば、韓国で仕事をしていた時は、お正月を日本で過ごすための仕事の遣り繰りはかなり大変でした。何とか遣り繰りして大晦日に帰国してましたが、年越し蕎麦が食べられないほど疲れ切ってましたもの。



 今年の大晦日はオフにできるかなぁ~。いえ、しっかりオフにできるようにきっちり頑張ります。



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