2009-07-28

[歌舞伎]七月歌舞伎座 夜の部

 昼夜通しでチケット押えてたのですが、昼はパスして夜の部のみ観劇。日中バタバタ走り回り、開演時刻ぎりぎりに劇場へ到着、席に着いたらどっと疲れが出ちゃいました。早くも夏バテ?






2009年7月16日(木)16時30分
歌舞伎座
3階2列37番




「夏祭浪花鑑」



 海老蔵の団七九郎兵衛、セリフも身のこなしも江戸風。この作品独特の風情も面白みも薄くなってます。
 獅童の徳兵衛、歌舞伎座でこの役やるには、歌舞伎の修業足りな過ぎです。ちょっとうとうとしてたところで、徳兵衛の最初の出になり、セリフが耳に入った途端ぱっちり目が覚めちゃいました。あんまりで。



 6日間の休演から復帰した猿弥の釣舟三婦はまずまず。もう少し貫禄が欲しいところですが、これは今後に期待ですね。
 勘太郎のお辰は、昨年コクーンがきっぱり決まってよかったので……今回はやや印象薄かったです。「こちの人の好くのはここじゃない、ここでござんす」って言われても、あの「こちの人」じゃねぇ、と。これは勘太郎のせいじゃないですね。
 市蔵の義平次。この役はいまだに助五郎の面影がちらついて、他の人では物足りないことが多かったのですが、市蔵は助五郎とは違った自然なイヤらしさがあって面白かったです。




「天守物語」



 この演目、結構好きではあるのですけれど。歌舞伎座でなく、新橋演舞場で上演すればよいような。
 玉三郎が歌舞伎座に出るなら、もっと別にやって欲しい役があるわけで。歌舞伎座さよなら公演で何とか実現してほしいのです。



 見たいなぁ、桜姫。小万……は無理かなぁ。



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