5月18日(月)、 第一部 から続けての観劇でした。
歌舞伎でも文楽でも、一日通して見るにはかなり体力必要です。ずっと座ってるだけなのですけれど。一日通しの体力・気力、いつまで維持できるでしょうねぇ。ん?第一部で舟漕いだのは、もうムリって証では?
2009年5月18日(月)16時
国立小劇場
11列、だったような
『ひらかな盛衰記』
原作二段目と四段目、梶原源太と傾城梅ヶ枝の筋を通した半通し上演です。上演機会の少ない場面をじっくり聴けてよかったです。
印象強かった部分のみ簡潔に。
「先陣問答の段」
曲節ついてきた呂勢の語りと音が重くなってきた宗助の三味線、これから先の変化を楽しみに面白く聴いた一段でした。
「源太勘当の段」
千歳、母の延寿がよかったです。源太を勘当して泣き笑い。品格もあり、情もあり。
もう10年ほど前になるでしょうか、「忠臣蔵」の勘平腹切を聴いた時も、お軽の母がすごくよかった。時代世話問わず、婆が得意な太夫さんなんですよねぇ。
「神崎揚屋の段」
嶋大夫、本公演での「神崎揚屋」は初めてとのこと。体調が気がかりな太夫さんですが(御年取って77歳ですしねぇ)、無間の鐘に見立てた手水鉢を打つ件まで気力あふれる語りでした。
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