以前、「こんな仕事もしてます」と、カミングアウト したことのある古文書セミナー。
この四月から『怪物(ばけもの)つれづれ雑談』という黄表紙をテキストにしています。タイトルから想像つく通り、怪談奇談を集めた短編集。
関連して、最近こんな本を読んでます。
高田衛 編・校注
『江戸怪談集 上・中・下』
(岩波文庫 黄257)
実は、どうして怪談を選んだのか、自分で自分の選択の理由に謎を感じてました。仕事のテーマを広げ過ぎてるような気もしたし。
が、よくよく考えてみれば、私は江戸時代の人にとっての異人や異界に関心がありまして、化物もその範疇なんですね。
思考の盲点をぼんやりした勘がカバーした形でした。
人の選択って、どこかにそれなりの根拠があるものなんでしょうね。
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