先月中旬から観劇レビューがいくつか滞っちゃってます。自分のための記録でもあるので、ひと言だけでも書き留めておかねば。
ということで、先月分。大阪の文楽夏休み公演第二部です。
文楽の「生写朝顔話」ってかなり頻繁に見てるような気がするのですよね……。あまり新鮮味を感じられず、可もなく不可もなく。
2009年7月31日(金)14時
大阪・国立文楽劇場
中央5列31番
名作劇場
「生写朝顔話」
宇治川蛍狩りの段
明石浦船別れの段
浜松小屋の段
嶋田宿笑い薬の段
宿屋の段
大井川の段
「宇治川蛍狩り」、月心のつばさの語りが義太夫節になっていて感心しました。頑張ってますね~。今後が楽しみです。
「笑い薬」、祐仙を遣う紋寿の見せ所。面白い場なので面白いのですが、以前見た勘十郎の祐仙と比べると物足りません。勘十郎は、自分の意思に反して笑い転げる祐仙をヒトでは不可能な動きや姿態で表現していた。紋寿は、ヒトの動きの範囲で人形を遣ってる。この違いでした。勉強になりました。どちらをよいと感じるかは人それぞれだと思います。
ところで、ブログラムの「鑑賞ガイド-第2部-」。もうちょっとしっかり推敲してほしいです。何の説明もなくいきなり「駒沢」を出しちゃってるし、「明石船別れ」で「そんな衝撃的な瞬間に阿曾次郎が投げ込む扇」とか書いてあるし。
ストーリーをよく知らない人が読む頁ですから、どうかよろしくお願いします。
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