2009-06-06

[演劇]ブラインドタッチ

 このところ仕事が忙しくて、部屋の中が散らかり気味。お得な「通し券」5枚セットで買ったチケットがどこかに埋もれてしまって、数日間、焦りまくってました。何とか見つかって、よかった~。
 というわけで、行ってきました。「第一回 日韓演劇フェスティバル」、一番目の上演作品「ブラインドタッチ」。






2009年6月4日(木)19時
あうるすぽっと
後方センターブロック(全席自由席)
作:坂手洋二
演出:キム・ガンボ(김광보)
出演:ユン・ソジョン(윤소정)、イ・ナミ(이남희)



 日本の普通の(日本の俳優の)公演を見てないので、韓国人演出家・俳優による上演にどんな相違があるのか、判断できないのですけれど。



 政治的内容と恋愛的内容と、両方に軸足を置いている作品。演出と二人の俳優は、そのバランスをうまく表現していたと思います。



 上演はすべて韓国語。舞台の上に日本語字幕が出ます。日本語脚本のセリフ部分そのまま?というくらい膨大な量の字幕です。舞台が明るいとちょっと見づらい。
 耳で聞くより字幕を目で読んでセリフを追うため、観客に舞台の印象がやや堅く受け止められていたかもしれません。本来はもう少しユーモアが強い作品なのではないかと感じました。



 終演後にアフタートークがあったのですが、時間がなくて聞けませんでした。残念。
 プログラムを見ると、五作品ともアフタートークが予定されています(各作初日終演後、「七山里」のみ二日目マチネ後)。こういうの、劇場のサイトでちゃんと事前に広報してほしいです~。プログラムを印刷に出す時点で、一応決まっていたのでしょうから。



 ロビーに関連書籍の販売コーナーがありました。日韓演劇交流センターが刊行している『韓国現代戯曲集』(Ⅰ~Ⅳ)を見つけました。これ、(Ⅰ)は品切になってましたよね? 入手できてラッキーでした。



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