午前中、明日の試験問題作り。
午後はル テアトル銀座で玉三郎の公演。

あのルテアトル銀座が和風のお正月仕様に変身してるのに驚きました。新橋演舞場もこのくらいやってほしいもの。
ロビーの繭玉もさることながら、BOX席の手摺に赤い布を掛けてたのに感心しました。これって江戸時代の桟敷のお約束。劇場だけでなく、祭の行列見物の仮設桟敷などにも見られた光景です。玉三郎やるなぁ。

ついでなので、江戸時代の劇場と、朝鮮通信使の行列を描いた浮世絵なぞ。桟敷の手すりに緋毛氈が掛かってます。(画像をクリックすると少し大きな画像で見られます。)


画像は、日本芸術文化振興会HP内にある伝統芸能データベース「歌舞伎への誘い」、神戸市立博物館HPからお借りしました。
��リンク先へ飛ぶと、大きくてきれいな画像が見られます。)
久しぶりの『阿古屋』、完成度の高い、玉三郎らしい舞台でした。とは言え、この演目で今注目されてることは、楽器の腕前や役者の演技でなく、六代目歌右衛門から譲られた芸を玉三郎が誰に伝えるのか、だったりするのですよね。
劇場からの帰り道、バッグに入れていたペットボトルの中身がこぼれて、バッグの中が大洪水。iPhoneをコートのポケットに入れていたのが不幸中の幸いでしたが、読みさしの新書本2冊が犠牲になりました。
こんなふうに本をダメにしちゃうなんて、本に対してただただ申し訳ないの一言です。ごめんなさい、ごめんなさい。南無阿弥陀仏。
おお〜っ!
返信削除ヨロシィなぁ!
結構です。
こうでなくっちゃねぇ。
すべてが玉三郎ワールドでしたよね
返信削除手摺りの事は気がつきませんでした
ななさんより後に行けばよかったです
私の時は玉三郎さんが
「次に伝えたいのですが、もう少し時間が必要」
の様な挨拶なさってました
��0年前初めて感動を頂いた時と
同じ玉三郎さんで
今年初舞台は
幸せな時間でした
たまさん
返信削除お正月には獅子舞も出てて、公演期間を通して手拭い巻いてました。
新橋演舞場があまりにも何もしてなかったですからねぇ。ロビーに飾り海老付きの鏡餅と羽子板飾ってましたけど。ほとんど、申し訳程度、って感じで。
新橋演舞場の2月公演はラ・サール石井の新作なので、豆まきも初午祭もないと思います。歌舞伎座に代わってお稲荷さんを預かってるはずなのに……。
rinrinさん
返信削除まさに「玉三郎ワールド」でしたね。
手摺に気付いた人は少なかったと思います。だからそこまでやらなくてもいい部分なんですけれど、きちんと考えてやり尽くしたところが玉三郎だなぁ~と。
玉三郎が監修する舞台も増えてきてるようなので、この演目も若手への伝承を期待してます。
成駒屋に返すのが筋ということは、ご本人も考えてらっしゃるでしょうね。
玉三郎の「阿古屋」は観たことありますが、この演
返信削除目をできる人が他にもいるんだろうか?と思っていました。
誰に伝えていくのか楽しみですね(o^-^o)
hebinさん
返信削除今は玉三郎以外にできる人がいないんですよねぇ。
いつ誰が胡弓のお稽古始めるかなぁ?(o^-^o)