韓国演劇・映画情報、月2ペースで載せたいと思ってるのですが、なかなか難しいですね。そもそも、普通なら、ニュース記事1件につきブログ記事1件ですよね。情報量多過ぎ、記事長過ぎ。
最後の一つは、またまた箱物の話題です。「ちょっといい話」。
◆演劇「老いた泥棒の話」、大学路サンミョンアートホール&江南コーエックスアートホール同時公演へ
ニュースプライム 2009.04.30
2008年の「演劇熱戦2」で大ヒットした「老いた泥棒の話(늘근도둑 이야기)」が5月1日、江南コーエックスアートホール(코엑스아트홀)公演をオープン、大学路と江南の二か所同時公演に突入しました。
これにより、これまでのメンバーに加え、新たにパク・チュンソ(박준서)、チェ・ジェソプ(최재섭)、チン・ソンギュ(진선규)が参加するとのこと。
この作品、「演劇熱戦2」ラインナップの一つとして2008年1月に公演開始するや大評判で、以来アンコール公演の連続、全国各地での地方公演も行い、1年半近いロングランになってます。すごい人気です。初演は1989年、もう20年前の作品なんですけど、今見ても面白いんですよねぇ。
大学路も江南もオープンランでやってまして、この勢いがどこまで続くのか、注目の公演です。
なお、「演劇熱戦」のプログラマー、チョ・ジェヒョン(조재현)は現在「演劇熱戦3」のラインナップ準備中だそうです。こちらも楽しみ。
関連して、こんな記事も。
◆江南・サムソン駅一帯、公演のメッカとして浮上
聯合ニュース 2009.04.29
コーエックスアーティウム(코엑스아티움)の開館で、地下鉄2号線サムソン(삼성)駅一帯が、人気の演劇・ミュージカルを楽しめる公演の中心地として浮上しているとか。
コーエックスアーティウムの公演では、杮落しのミュージカル「兄弟は勇敢だった(형제는 용감했다)」(5~7月)に続き、80年代の人気曲を集めたジュークボックスミュージカル「若さの行進(젊음의 행진)」(7~10月)、ライセンス作品ミュージカル「金髪が凄過ぎよ(금발이 너무해)」(11月~)が予定されているそうです。
えーっと、最後の「金髪が凄過ぎよ」は映画「Legally Blonde」のミュージカル版ですね。日本語タイトルは「キューティー・ブロンド」って、あれです、あれ。……実は大好きです、あの映画。ミュージカルも見てみたい。韓国の女優さんなら、あのブロンドっぷり、イケると思うし。
で、コーエックスアートホール(코엑스아트홀)では、ロングラン中の「老いた泥棒の話(늘근도둑 이야기)」が開幕。
さらに、コスモタワー(코스모타워)3階にあるKT&Gサンサンアートホール(상상아트홀)ではミュージカル「I Love You」が9月まで、ベガムアートホール(백암아트홀)ではミュージカル「アタック・ザ・ガスステーション」が6月まで、それぞれ上演中。
今年のソウル観劇ツアーは江南にも足を延ばさないといけませんね。大変だ。
◆「すばらしき我が青春の日々」開幕
ハンガンタイムズ 2009.04.29
ミュージカル「すばらしき我が青春の日々(기쁜 우리 젊은 날)」が5月1日、江南・ユーシアター(유시어터)で開幕。これはユーシアターの開館10周年の記念作品とのこと。作品自体は初演です。
これ、原作はペ・チャンホ(배창호)監督の映画「すばらしき我が青春の日々」ですね。劇団ユー(극단 유)がレパートリー作品として長期的に公演することを念頭にミュージカル化。脚色キム・ヒョンソク(김현석)、作曲イ・ビョンフン(이병훈)、演出キム・ジェソン(김재성)等、強力な製作陣です。
映画と見比べてみたい作品。
◆ソン・ガンホ、カン・シニル、劇団専用劇場設立に乗り出す
聯合ニュース 2009.04.29
ソン・ガンホ(송강호)、ムン・ソリ(문소리)、カン・シニル(강신일)が、出身劇団である劇団チャイム(차이무)の専用劇場を設立するため、広告出演料で劇場設立基金を設置することにしたそうです。チャイムに現在所属する俳優たちも基金準備のために活動し、基金が集まり次第、劇場設立を本格的に推進するとのこと。
なお、聯合ニュースがなぜ「ムン・ソリ」を見出しから抜いたのか、謎です。この記事をベースにした 京郷新聞の記事 は、3人の名前を見出しに出してるのに。
さて、劇場設立、実現するかどうかやや不透明、実現したとしても当分先の話です。
それは分かってるのですけれど、新劇場の杮落しにソン・ガンホが出演してくれたら……なんて、つい夢見ちゃいます。ムン・ソリ、カン・シニルの舞台は生で見てます。どちらもとても良かったんですよねぇ。
ソン・ガンホの舞台、見たい~。