11月5日(木)
新橋演舞場で花形歌舞伎、昼夜通しで見物。
今月の新橋演舞場、夜の部の開場時刻が3時50分です。開場してすぐに入場すると、携帯からリアルタイム でもちらっと書きましたが、「着到」をじっくり聞くことができます。
「着到」は、歌舞伎を上演する劇場で、開演30分前に演奏される儀式的な音楽。昼の部、夜の部を問わず、お客さんが入場してようがしてまいが、演奏されます。一方、劇場の開場時間は普通開演30分前。夜の部は昼の部の終演時間次第で、開演20分前にやっと慌しく始まることも珍しくありません。毎回演奏されてるのに、生の「着到」を頭から丸々じっくり聞くことって、意外にできないのです。
時間に余裕のある方は、ぜひこの機会にどうぞ。まだほとんどお客さんのいない劇場で聞く着到、趣があって、なかなかよいものです。
着到を聞いた後、ロビーをぶらぶらしていたら、「間違ってたらすみません、加藤先生……ですよね?」と声をかけられました。私の授業を取ったことのある学生さんでした。
聞いてみると、歌舞伎座には毎月通ってるとのこと。嬉しいですね。
私の方は、こんな時に限って、完璧すっぴんノーメーク。まぁ、私がフルメークしたところで、たかが知れてはいるのですが。でもやっぱり、明日の歌舞伎座はちゃんとメークして行こう。
今月の歌舞伎座は「仮名手本忠臣蔵」の通しなので、冒頭に口上人形が出るはずです。早めに劇場へ到着するようにしよう。
と思いながら、就寝時刻は午前2時。
口上人形は開演11時ぴったりからスタートです。たっぷり10分演じてます。(2009.11.07追記)
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