10月14日(水)
午後から授業。今日のテーマは前回の続きで能の歴史、その後、DVDで「葵上」前場の鑑賞でした。
DVDを見る前に能「葵上」の内容を解説するのですが、『源氏物語』についてどの程度まで説明すればよいのか、それを見極めるのが大事だったりします。私の講義は、予備知識がない学生にも分かるように解説しながら進める、というのが基本です。でも、講義の時間と回数には限りがあるのですよねぇ。なので、時間の許す限り前提知識を説明する、但し、本題を侵食しないように、話題が錯綜しないように、ポイントを押さえて要領よく、というのを目指してます。
ゆえに、私の講義は常に時間いっぱい、遅れて始まることも早めに終わることもありません。
夜、東京劇術劇場で「アジア演劇講座 異文化としてのアジア演劇事情」を聴講。シリーズで行われている講座で、今日は韓国編「変化に富む韓国現代演劇」。講師の馬政煕(マ・ジョンヒ、마정희)氏が現場でコーディネートなさってる方で、具体的で興味深い話を聞くことができました。
講座終了後、同じく聴講に来てた芝居友達とアイリッシュパブへ。ギネスにフィッシュ&チップスで芝居の話。憂き世を忘れたひと時でした。
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